Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

巨人 大鵬 卵焼き

2013-01-19 | 想い・雑感
大鵬さんが亡くなりましたね

72歳と聞いて
まだそんなにお若かったのかと
少し意外な気もしました

昭和の中頃
巨人 大鵬 卵焼き
なんて言っていましたね

卵もまだまだ貴重品でしたしね

柏鵬時代なんて言葉も生まれるほど
柏戸と大鵬は強い強い横綱でした

一つの時代の幕が閉じた
という感慨が強くわく訃報です

合掌

寒い

2013-01-19 | 想い・雑感
寒いときに縮こまっていても
体は温まらない
身の回りのことをするために
体を動かし始めれば
体温が上がり寒さが遠のく

こんなとき
筋肉の収縮が確かに熱を発していると
実感できる

筋肉の収縮に必要なエネルギーは
筋肉細胞内で栄養素から取り出される
そのエネルギーは
収縮という運動エネルギーと共に熱エネルギーを生み出す

体の中で栄養素を燃やして
必要なエネルギーを取り出しているわけだけど
体から出てくるものに
環境を汚染するような有害物質は出てこない

物質からエネルギーを取り出す術は
まだまだありそうな気がするね
有害物質を出さないようなね

林家木久扇さん

2013-01-18 | 想い・雑感
林家木久扇さんが胃癌の手術を受けていたことを
ご自身が寄稿された一文で知りました

もう14年近く前のことのようですが
早期胃癌に対して胃切除を受けたようです

術後というのは
痛みや食事摂取量の不安定さ
手術自体の疲れ
精神的苦痛
などからなかなかきつい場合が多いと思うのですが
笑点の録画にも穴をあけなかったとのこと

すごい気力ですね
人を笑わせることのできる人
というのはそれだけのエネルギーを持った人なんだな
と改めて思いました

なんだか
これからテレビで見かけても
あの笑顔に深みを感じてしまいそうです
ご本人はそんなふうに見られることは
望まないでしょうけどね

野菜工場

2013-01-18 | 想い・雑感
数年前から
野菜工場と称する
室内で効率よく野菜を育成するシステムのことを
耳にするようになった

その後
この分野の進歩はどうなっているのだろうか

お手軽で可能なら
自宅でもちょっと試してみたい気がする

庭に作るとなると
仕事から帰ってからでは難しいが
家の中なら
作業が可能なような気がする

昔学研の学習雑誌の付録についていた
水仙の水生栽培みたいなイメージなのかな

ドーナツ

2013-01-17 | 想い・雑感
胃透視でバリウムを飲むと
翌日辺りには真っ白な便が出てくる
とうもろこしを食べると
お通じの中にとうもろこしの実が形を保って出てくる

入り口から出口までが
確かに繋がっていると実感する瞬間である

人間の体を消化管を中心に見つめてみると
一本の管みたいなものである

思考実験として一つの物体を
引っ張ったり縮めたりしながら
連続的に変形させていくのをホモトピーと呼ぶらしい
例えば取っ手のついたコーヒーカップを変形させていくと
ドーナッツの形にすることができる
だからコーヒーカップとドーナツは
トポロジーの眼で見ると区別できないことになる
同じ眼で見ると
人体とドーナツも区別できないことになる

バリウムやとうもろこしの実は
ドーナツの輪をこちらから向こうへ通り抜けたわけだ
ちょうど輪の中にあるとき
それらはドーナツ自身なのだろうか

腸の中にあるものは自分自身なのだろうか
腸の中にいる腸内細菌は私たちが生きていくうえで重要だが
それらは私たち自身なのだろうか

普段確固たる自分があるように思っているけど
考えるほどに自他の境界はあいまいになる

大島渚さん

2013-01-16 | 想い・雑感
青年期から壮年期に活躍をされた方が
メディアに取り上げられるのは
亡くなった時
ということがどうしても多いですね

大島渚さんが逝去されたニュースを見ました

思い出してみると
確かにメディアで見かけなくなって
随分時が経っていたなぁと思います

脳出血を起こし
長い闘病をされていたことなど知りませんでした

人は生まれ 生き 年を重ね 病を得 そして旅立つ

その全てを
しっかりと生き切った人生だったようですね
垣間見える生き様から推し量れば
いつも背筋をピンと伸ばして生き抜いたように感じます

合掌

TAO

2013-01-15 | 想い・雑感
数年前にそのタイトルをよく耳にしたが
別に興味もわかずに見ていなかった
アバター

テレビで放映されていたのを録画したので
試しに見てみた

一神教の世界観というよりも

永遠の命がすべての大本 深いところに流れており
対立するように見えるものも全ては
その命とつながり お互いも繋がっている
というTAOの世界観から作られた映画のような印象だった

そんなつもりはないよ
と製作者に言われるかなぁ

本人

2013-01-15 | 想い・雑感
生きる上で
何が正解かなんて
わからない場合がほとんどだし
人によって違うよね

一人の人の死を見送る現場で
何が正解かなんて
その人により
家族により
親戚により
友人により
全部捉え方が違うんだから
すべての思いを汲むなんて不可能だね

だからこそ
本人の思いが大切にされなければならないんだね

調剤薬局

2013-01-15 | 想い・雑感
病院における外来患者さんにお薬を処方するとき
処方箋を出して
薬は院外の調剤薬局で受け取ってもらう
という院外処方が主となって時間が経った

調剤薬局で薬の飲み方を説明してもらったり
他の医療機関から出ているお薬と重なっていないことなどをチェックしてくれたり
ということでなかなかいいシステムではないかと思っている

ただ
やはり調剤薬局にもいろいろあって
そのサービスや知識 実力などには開きがあるようです

お薬 特に劇薬と言われるようなお薬を処方するときには
当然私も説明をしてから処方をします
調剤薬局では重ねて説明をしてくれます
でも時にこれをすっとばしてしまう薬局もあるのですね

薬の重要度がわかっていないのでしょうね
患者さんからお聞きして
驚きました

死に目

2013-01-14 | 想い・雑感
クイズ番組を見ていると
まったく勘違いをして覚えている言葉
というのが少なからずあることに驚く
自信を持って回答できるつもりが大間違いということがちょこちょこある

番組で見たわけではないが
最近まで勘違いしていたのが
親の死に目に会えない
ということば

親が息を引き取る時に傍にいることができない
という意味だと思っていたら
親よりも早く死ぬことを意味しているとのことで
驚きました

ところで
親しい人が亡くなるとき
傍に居てあげたいというのは
多くの人が感じることで
「誰それが来るまでは…」という会話は
よく聞きますね

でもね
息を引き取る間際というのは
もう全く本人との意思疎通ができなくなっているから
本当はその時にいることよりも
まだ言葉を交わせる時に
どれだけ多くの交流ができたか
どれだけ旅立つ人の心を慰めてあげることができたか
そして旅立つ人と見送る人の双方に
どれだけ豊かな時間が持てたか
というようなことのほうが
ずっと大切なような気がします

いよいよ状態が悪くなる前から
いつ急変しても後悔しないように
というくらいのつもりで接することのほうが重要だと思います

隠し事

2013-01-14 | 想い・雑感
アメリカのドラマであるメンタリストの影響か
最近の推理モノには微表情という言葉が時折出る
コンマ数秒しか現れない僅かな表情の変化(微表情)で
その人の感情を読み解くことができるらしい

嘘をついているかどうかというのも
かなりわかってしまうらしい

その微表情まで私たちが読み解けるわけではないだろうが
隠し事があったり
嘘があったりすれば
私たちはそれを守るために何らかの反応をしている
という意味で面白い

ひょっとしたら
私たちが人に対して何か嘘があると感じるときというのは
意識に登らなくてもその反応を察知しているのかもしれない

臨床の現場で
時に家族が本人へ病名を告げることを反対することがある
告げないということは
家族がその時点で患者本人に対し隠し事を抱えるということである
当然それを隠すような行動や反応を示すということになる

患者本人の病状が進行するにつれ
それを隠すためにいくつもの隠し事を抱えていくことになる
この状態で近い将来旅立っていく人と
心の交流を保つことは難しいだろう

隠し事がある患者さんの部屋と
情報を共有している患者さんの部屋とでは
そこの空気の張り詰め方 尖り方
というのが違うように感じる

飲みすぎ

2013-01-12 | 想い・雑感
昨夜は医局の新年会
気持ちよく飲んで
マジックの出し物をして
楽しく話した

までは良かったのだが
久々にぐいぐい飲みすぎたようで
帰りのバスを降りるのを
ずいぶん手前のバス停で降りてしまったようで
家に帰り着くまでかなり歩く羽目になった…記憶が…少し…

きょうの日直は無事終えましたが
体がちょっぴりだるい

いかん いかん

落ち込む

2013-01-11 | 想い・雑感
外来にNさんが会いたいと来られているとの連絡

5年位前に内科からの依頼で
お腹の中のしこりの生検をした方だ

結局悪性リンパ腫との診断で
化学療法を行い
画像上きれいに消えたと聞いていた

ところが今回は
両方の肺に影が出てきたという
また外科にお世話になるかもしれない
ということを私に伝えたかったとのこと

わざわざ呼んでまで伝えたかったといのは
よほど不安なんだね

画像を拝見すると
外科的に治せるという状況ではなさそうだが

外科も協力しますよ
ということをお伝えしてわかれた

元気そうな雰囲気だが
奥さんがぽつりと
「今回は落ち込んじゃって・・・」

いったん乗り越えたと思ったところで
また突き落とされるというのは
辛いですよね

あせらず一つ一つ
進めていきましょう

たまにだから

2013-01-10 | 想い・雑感
院内の緩和ケアチームにも
席を置いている
主に疼痛コントロールに問題のある
入院患者さんのおられる病棟を
週に一回チームでまわり
必要なら提案を行う

緩和ケア病棟があるわけではないので
どうしてもそのようなかかわり方になるのだが

いつも診ている主治医だから分かることもあれば
時折関わる者だから意外と気付くこともある

部外者だからわかる
他人だからわかる
というようなことは
日常生活でもあることですね

物事は
いろいろな視点から見ることによって
解決へ向かう場合があるものですね