花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

深夜のホタル観察会へ・・・

2010年06月15日 | 日々の出来事
人里離れた山の中に入って行かないと見る事が出来ず
その存在さえ知らなかった陸生の珍しいヒメボタルの観察会が
6月初めの週末に、大垣市の明星輪寺で2回に渡って行われたので参加してきた


       
     6月5日(土) 22:00から
       デジタル一眼レフによるヒメボタルを撮そう
       ヒメボタルの説明と観察会
     6月12日(土) 22:00から
       二胡の演奏会
       ヒメボタルの餌・陸貝の説明
       ヒメボタルの観察会


「ほーほーほたるこい」と童謡で歌われ
初夏の風物詩として親しまれているホタルは
世界中に約2,000種いると云われていて、殆んどのホタルは陸生で
水生のものは少なく、5種類しか知られておらず
日本では水、陸あわせて46種類が確認されており
その中で、水生のホタルは源氏ボタル、平家ボタル等4種類のみで
後は全て、陸生のホタルであるとの説明を聞き
ホタルは川の草むらにいるものと思っていたので驚いてしまった


ヒメボタルは源氏ボタル等に比べると6~9㎜と小さく
オスは飛ぶ事が出来るが
雌は後翅が退化して飛ぶ事が出来ず
樹林や竹林の適度な湿り気の有る草むら等で生息し
深夜12時頃から2時過ぎ迄活動して発光するが
光が尾を引く源氏ボタルとは異なり光は黄色く
発光間隔は約0.5秒に1回とカメラのフラッシュの様に光るのが特徴で
成虫の雌のヒメボタルは3日位、雄は7日程が寿命と云われ
暗闇の中で相手を求めて、何回も必死に光り輝いていた
しかし、夜に懐中電灯や自動車、街路樹等の
強い光が射す所では住む事が出来ない
  

ヒメボタルは大垣市の天然記念物に指定され、保護活動が行われており
明星輪寺の建てられている金生山の石灰質を求めて多くの陸貝が集まり
寺の境内には岐阜県の天然記念物に指定されている陸貝が生息し
この陸貝をヒメボタルの幼虫が食べながらが大きく育っていく


今回は、初参加であったがヒメボタルの幻想的な光を見る事が出来
来年も是非参加して、もっと上手にヒメボタルを写したいと思っている

  



 画像の上でクリックするとチェンジしま~す(画像10枚)

 トランジションのタグは熊子さまからお借りしました ありがとうございました 

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