今週の水曜日に、何かの花でも
咲いていないかと思い、久しぶりに
内藤薬博物館を訪れて
園内に在る薬草園を散策していたら
「ネコノヒゲ」と書かれた
ユニークな名札が立てて有る所で
チョッピリ形の変わった
白い花が咲いていました
本種はインドからマレー半島が
原産のシソ科の植物で、本来は
毎年花を咲かせる多年草ですが
耐寒性が無くて冬に枯れてしまう事が多く
日本では一年草として扱われる事も有り
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像5枚)・・・
暑さと直射日光には強いので、日の当たる場所で
水切れを起こさない様に水の管理すれば、真夏の庭を賑やかにしてくれて
初夏から秋の季節にかけて、白い花を沢山咲かせ
花びら自体は、さほど目立た無いのですが
長く伸びたオシベとメシベが、やや上向きにピンと反り返り
そのユニークで特長の有る姿が、ネコの髭を連想させる所から
この名前が付けられたと云われ、現在では花壇や鉢植えにされて
観賞用として育てられる事が多いですが、当初の頃は
日本へは薬用植物として導入され、葉に利尿作用や血圧を下げる
効果の有る成分を含んでいるので、「クミスクチン茶」の商品名で
健康茶の一種として、健康食品販売店等の店頭に並べられ
長く伸び出るオシベが、ネコの髭の様に見える事から
原産地のマレー語で「クミス = ひげ」、「クチン = ネコ」から
「ネコノヒゲ」と言う意味の「クミスクチン」との別名も付けられています
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