花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

昇る朝日に照らされ、朝露がキラキラと輝いて

2014年09月12日 | 季節の便り


        白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける
                                                                            百人一首・文屋朝康


百人一首の中で読まれているこの和歌の意味は
「草の上に光っている露の玉に、風がしきりに吹き付ける秋の野原の様子は
その露が散り乱れて吹き飛んで、まるで紐に通していない
真珠が散らばっているようだなぁ」と云う意味だと云われています




爺やの住んでいる地方の
昨日の天候は、寒気の影響で
大気が不安定である為に
お昼前から空が急に暗くなり
雷が鳴り、急に激しい雨が降ったり
太陽が顔を出していても
雨が降ったりする事が有って
荒れた天候となりましたが
朝の内は、晴れていたので
早起きをして家の近くを
散歩していたら、穂が出始めた
稲に付いた朝露が朝日に照らされ
その稲が風に吹かれてユラユラと
揺れて、光り輝いている様子は


                 ・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像9枚)・・・



爺や的には、夏の夜に風に吹かれて光を放ちながら
川の淵の草の間を飛び回っている「ほたる」の様に見えて
Webで検索してみると、この光景を既に「露ほたる」と呼んでいる人もいました

日中はまだ暑さの残る9月ですが、朝夕はめっきり涼しくなって
肌寒さを感じ始める時期でもあり、露は大気が冷やされて
大気中の水蒸気が地面や植物の表面に凝結して出来た水滴の事で
風が弱くて晴れた夜程大気の冷却が大きくて、露が出来易く成り
二十四節気のひとつであります「白露」も、既に5日程前に過ぎて
今の時期は草花に朝露が宿り易く、秋の気配をひとしお感じる頃と成っています



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