浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

五十路過ぎ振り返り見ば
我が人生罪と恥との
積み重ねなり

「心行の解説」より。

2014-02-07 00:49:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

※ お写真は還暦祝賀会にての恩師と奥様です。



         ~ 恩師の「心行の解説」より ~


先の続き・・・

何をするにつけても、親が喜んでくれ、その喜びがより大きいほうを取っていきますと、
人生は間違いなく進むことができます。
長い人生の間には、右か左かと迷う時があります。
その時に、親の喜ぶ道を選ぶという羅針盤を持っていない方は、人を頼ります。
つまり拝み屋さんに見てもらったり、自分の信じている人に頼ったり、
宗教に頼っていくのですね。
なにもそんなものに頼らなくても、両親の喜んで下さる道を進めば間違いはありませんし、
不幸に落ちることはありません。
何故かと言いますと、父母は常に子の幸せを思って下さり、
その後ろには神があられるからです。
私の亡くなりました父親は、
「八人の子の中でお前の所に来た時が一番心がやすらぐ」と、よく言ってくれたものです。

それは何回同じことを話しても、耳にたこが出来るほど聞きあきた話しでも、
今初めて聞くような顔をして聞かせてもらって、そのまま受け入れたから、
お父さんからしたら居やすかったのですね。
何回でも聞いてもらえるから、心が休まるのです。
何回同じことを聞いても損はしませんから、逆らわないようにさせてもらうと、
親にすごく喜んでもらえます。
朝までしゃべってくれて、私は寝ながら「さようか」と、
聞かせてもらった時がありました。

「そうですか」と受けるはずのおばあちゃん(母)が、
私に「よう、あれほど話し合ったものだ」と言いましたが、
まあ、親に対してはそのぐらいにしておけば、間違いはないと思います。
親の言う事には、無茶なことでも従順になって下さい。
その時、親は「私は無理なことを言ったのに子はそれを受け入れてくれた、
これは正さなくてはいけない」といって即、
改めて下さいます。


             ~ 感謝・合掌 ~





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