浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「心行の解説」より。

2014-02-15 01:40:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

※ 不思議写真の一枚。
   お写真は恩師が御講演中のものですが、後ろの垂れ幕の字や恩師のお顔、
   それに着ておられる衣類が金色に変色しています。


           ~ 恩師の「心行の解説」より ~


先の続き・・・

高知から来ていただいたおばあちゃんは、ある信仰をなさっていて、
ご縁の信者さんがたくさんあるそうです。
しかし信者さんのことでいろいろ心を苦しめ、
このままでは死んだら地獄へ行くかもしれないから、
何とか地獄へ落ちない方法を教えて下さいとのことで、
お話させてもらっていたのです。
その宗教では、前世の因縁によって、
あなたは今こういう苦しみを受けているとか、
過去世のカルマによって今このような裁きを受けているとかいう「前世論」という教えを
説いています。しかし前世論では人は救われません。
私たちは前世で何をしたのか今の自分には分からないです。
どれほど前世で悪いことをしたのか、善いことをしたのか私たち自身、分かりません。
その分からないものによって今生が苦しいのだとしたら、苦しむ方があまりにも可哀想です。
苦しんでいる方を諦めさせるしかないことになります。

前世のカルマというのは、私たちが前世でもし過ちを犯しますと、その過ちの世界へ必ず落ちます。
そして長い時間、この世的三次元的にいいますと地獄という刑務所のようなところにいるわけです。
そこで何年も何年も罪の償いとして苦しみます。
長い時間が経ってのち、自然治癒能力、自然浄化作用という神の愛を受けて、
自然に浄化されて天上界へいったん帰ってから、また両親の縁を頂いてこの地上に生まれてきます。
前世で失敗した方は、再び失敗は繰り返えしたくない、何とかあの時の失敗を修正しようと、
この世の厳しい環境に生まれてきます。
この世で善い行いをして心安らかに徳を積んだ方は、亡くなりますとすぐ天上界へ帰ります。
そしてまたこの地上に生まれてきます。
地上での修行が終われば、そのまま天上界に直行してこそ、ほんとうの浄化ができるのです。
五百年、千年、もっと長い時間、暗闇の世界で苦しむ方もありますが、
いつか時が経てば必ず天上界に帰りますから、前世の因縁というのは、
それほど大きくは受けないはずです。
もちろん因縁を少しは持ってこの世に出てきます。
そしてこの世に生まれてから、
その上にさらに過ちを積んでいき、苦しみを作っていきます。

すばらしい天上の世界から、私たちは魂の修行に生まれさせていただき、
修行が終わればまた、あの光の世界に帰らなければならないことを常に信ずることですね。
絶対なる信心を持つことですね。
まあ死んだあとのことは皆あまり分かりません。
しかし亡くなった時のあの安らかな姿、硬直も起きず、今お化粧したような綺麗なお顔で、
生きている時よりもすばらしい姿となってこの世を去られと時は、
たしかに光の世界というのはあるのだなあということが分かります。
私たちの仲間の方、或いは直接私にご縁がなかった方でも、私のテープを聞いたり、
「明来暗去」の名刺とか光を入れたハンカチなどを与えてもらうだけで、
その方が極楽往生なさったという報告をたくさん聞いております。


               ~ 感謝・合掌 ~





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