恩師のご講演ラジオ放送より
心の扉―2
主題:調和の心を持って
自然に生きれば
光の世界が見えてくる
先の続き・・・
人の顔がみな違うように、
人の心もみな違いますから、
裏切る人は平気で裏切っていきます。
その裏切りを受けた時に
心を苦しめてしまいます。
あれだけしてあげたのに、
何という恩知らずかと、怒ります。
私はこれだけ人のために
尽くしたのに、
どうしてこんな仕打ちを
受けるのかと、
夜も眠れないほど苦しみます。
人から裏切られるたびに、
その人はこうして苦しみます。
親切をされる回数が多ければ多いだけ、
裏切られる回数も
多くなっていきます。
私たちは自分の心を苦しめますと、
必ず自分の環境にも、
肉体にも表れてきます。
そんな訳で人の善い親切な方が
不幸な生活をされていることが多いのです。
善い行いをしても自分を
苦しめるようならこれは失格です。
あの世では地獄へ行くと
いうことになります。