~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 七
「過ぎ去りし実在界と現象界の世界なり」
先の続き・・・
六月に四国の徳島へ行きました時、
ある方が蒸発してちょうど二週間ぐらい
経ったところだったのですね。
村の方が総出で探されたそうです。
徳島県といいましても、勝浦郡というのは、
四国の小松島港から車で約一時間
ぐらい山奥のところです。
行方不明になられた方について、
「先生、この人はいったい
生きているのでしょうか、
死んでいますか、いったいどの辺りに
いるのでしょうか」と言って、
村の方が相談されましたから、
「私は知りませんが、案外皆様の目に
届きやすいところで
亡くなっておられと思います。
あれ、こんなところにと思うような場所で
亡くなっておられます」と、
そのように言っておいたのですね。
~ 感謝・合掌 ~