~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 七
「過ぎ去りし実在界と現象界の世界なり」
先の続き・・・
私たちの過去世といいますのは、
「過ぎ去りし実在界と現象界の世界なり」
と説かれていますが、自分が過去世で体験した
スポンジと、スポンジの中の
お湯の生活を指しています。
これが私たちの過ぎ去った過去です。
ですから、
実在界と現象界の体験をしているということで、
前世においては、どこかの地に生まれて
生活をしていたという意味です。
高橋信次先生にご縁を頂きましたいちばん最初に、
先生はあの世から生まれ変わる転生輪廻の
証明をして下さると聞いたのです。
「どのようにしてなさるのですか」と聞きますと、
この世の日本で習ってもいない、勉強もしていない
外国の言葉が、心の窓を開かれたお方の口から出て
来るというのです。
習いもしないのになぜ外国の言葉が出て来るかというと、
前世の過去において住んでいた記憶が戻ってきて、
そして習いもしない言葉でお話ができるということです。
「これは素晴らしことだなあ」と思いましたので、
先生にご縁を頂いたのです。
まさにその通りでございまして、
その見も知らないお方が集まられまして、
習いもしないその国の言葉でもって、
いろいろとお話をなさっておられました。
そういう場面をよく見せていただいたものです。
これは、転生輪廻の一つの動かし難い証明ではないかと
思います。
~ 感謝・合掌 ~