浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

偉大なる光の王に導かれ
我が身は動き口は語らん

'「御垂訓」

2018-10-14 09:41:38 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:自然の法則に従う


おはようございます。
長尾弘です。
爽やかな朝のひととき
ご一緒に心の夜明けを迎えましょう。

今朝は自然の法則について
お話させて戴きます。
この自然界というものは全て
私たちが想像もつかないほどの
見事な法則で成立し、
動いています。

命あるもの、水や、
石や風さえも全てこの自然界の
法則の中で
成り立っているのです。


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「御垂訓」

2018-10-14 00:03:31 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


    講演 六

「過去世は己が修業せし前世 
     すなわち過ぎ去りし実在界と現象界の
           世界なり」

先の続き・・・

「実在界」といいますと、
    普通はこの世のことかと
         思います。

現実にこの世はあると思います。
現実にこの机があり、
このマイクがあると思いますが、
しかしこれは実在界ではないのです。
この世のことは「現象界」といいます。
これを心にはっきり入れておいてもらわないと、
話がややこしくなります。

「実在界」とは見えない世界のことで、
見える世界が「現象界」です。
なぜ現象界というかといえば、
それはこの世はただ現れているだけの
世界だからです。

この世とは実体のない世界です。
なぜ実体がないかというと、いつの日にか、
みな消えていくからです。
どんなものでも、
時間が経てば消えていきます。
一番早く消えていくのが、
口に頂くものです。
ここにお饅頭を出していただいて、
「では、これを頂戴します」と
言って頂きますと、
もう再び現れません。

人間の肉体も同じことで、
或る時間を経ったら、
生きて実在していると思っている自分さえ、
この肉体が消えてしまいます。

すべてのものは現れては消え、
現れては消えているのがこの世の実体です。
この消えていくものに捉われてはなりません。
消え去っていくものに捉われて、
自分の心を苦しめてはなりません。
これがお釈迦様のお説きになった
御教えですね。


   ~ 感謝・合掌 ~


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