せろふえ

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スキー大回転のレースに出たときの話

2022年02月05日 | 日記
 月山に行ったこともないし、死ぬまでに行けるかな、行く気になるかななど思っているが、月山と言えば元同僚がスキー狂いで、残暑の頃だったかラジオ体操しながら「今年は雪が多いかなあ」などと言い、彼から月山だったら7月までスキーができるとか、とてもついて行けないと思ったものだ。昔、月山にリフトなんかなく、いちいちスキーを担いで上まで歩くのだとか、途中で地元民にこんな夏にスキーするなんて人間のくずだ、と言われたとかなんとか。
 そういえば、その元同僚に誘われて大回転のレースに出たのは良い思い出だし、酒の肴にうってつけなのだが、酒を飲む機会ももう何年もないし、当分ありそうもない。
 え?大回転のレースに出たって?スキー、プロじゃないですか!すごい!
 いやいや、はっはっは、実はさあ、もと同僚が、いっしょに大回転のレースに出ない?って言うから、なに言ってるんですか、今シーズンはぜひパラレルをものにしたいくらいな腕(足?)なんですよ。
 大丈夫、だれでも出られるレースってのがあるんだよ。草野球ならぬ、草スキーだよ。この、なんとかスキー場主催の2000円払えばだれでも出られるレース。大回転ってのがいいじゃない、回転なんていきなりやったら足折るし、滑降だったら死ぬよ。
 ほんとだ、でもそういうわけで僕パラレルとも言えないんですよ。
 おれだってたいして変わらないよ、出ようよ。一度レースに出てみたかったんだよ。
 というわけで、大回転のレースに出た。
 ぼくらは転倒しないようにしようなあ、とか言って実に気楽なもんだが、こういうレースにかけている人たちもいるらしく、雪の温度を測ったり、ワックスを塗った後一生懸命みがいていた。体にピッチリした凍えそうなウェアを来ている。すごいなあ。
 スキー場とか地元の企業の宣伝なのだろう、賞品まで出た。いかにも草スキーで、優勝賞品が1番豪勢なのではない。さあ、ラッキー7賞ですというのだ。10番までと飛び賞だと言って20位30位と出た。僕はなんと飛び賞40位を取って変な色のトレーナーをもらった。同僚は39位。たしか45人出場だったのだ。そして僕の後ろの41位はブービー賞をもらっていた。つまり3人はコースアウトしたのだろう。(^^;)
 そういうわけで(?)月山を飲み、冬季オリンピックで、昔のことを思い出した。コロナはいったいどうなるんだ?