BS松竹東急の短編映画は再放送ばかりで、ひさしぶりに録っておいた見てないのを見た。原題は「恐れ知らずのホリネズミ」という意味で、また「僕らは怖いものなし」としてあるところもあるようだ。
わずか6分間の作品で、ネタバレも何も、腕を骨折して親にキャンプに行くのを禁止された女の子を男の子がこっそり連れ出そうとし、見つかっちゃうけどドアをしばりつけたりして結局連れ出す、とたったこれだけのもの。とても微笑ましく、うれしい。学生が文化祭に出すような映画だなあ。
キャストが良いし、そのドアを縛り付けるのもゆるゆるで親が本気ならすぐ切っちまえそうだし、親より男の子のほうが品行方正に見えるし、連れ出した後、男の子が女の子の手をそっと手を伸ばして握ってると思うだけどそこはフレームの外で、ともかくゆるゆるで、とっても良い。
昨日はすごい夕立で、それから火事の燃えさかる最中を目撃した。帰宅途上、川にごく近い民家が黒煙、白煙をモクモク出していて進行方向なのだ。近づくと赤い炎がメラメラとあがり燃えている。誰か通報しただろうかと思いながら進んだほんの1kmほどの消防署から今まさに出動するところだった。通行する車にはばまれてたどり着くのに時間がかかったのではないか?報道では1時間ほどで消し止められたというが、それは出火からだろうか通報からだろうか?赤い炎のほんの10mほどわきを通って帰って来たのだが、写真も動画も撮るような余裕はまったくなかった。どうやら原因は落雷らしい。怖い。