あまりにおセンチなメロディーで、おとめちっく女子高生じゃねえんだからさあと思ってしまうのだが、耳について離れない。アナクロラフマニノフの面目躍如と言う曲。(すみません、しろーとのたわごとです)
もともと声楽曲だが、誰もが美しいロマンチックなメロディーだと思うのだろう、あらゆる旋律楽器のために編曲されているようだ。チェロで弾くときはa線上のgから始まるホ短調で弾くことが多く、たしかにチェロの最も美しい音域だと思うが、上のe(というのはa線の12度上=オクターブ上のさらに5度上)まで出てくる。初心者は5度下げてcから始めるようにしたのが楽しめると思う。それはヴァイオリンで弾くときと同じポジションなのだ。
(ここまでほぼ再掲)
↑ 定番レパートリー にはホ短調のが、
↑ チェロ愛奏曲選 には5度下のイ短調版が収められている。
IMSLPにはチェロ六重奏に編曲されたものが登録されているようだが、僕はあんまりやる気しないなあ。(機会があれば拒否はしないけれど)
ついでながら、前にリコーダーでも吹けると書いたのだが、アルトで下のeが出てくる。膝を使えば出るしそんなに難しくはない、と思う、思うが人前では難しいだろうなあ。僕には自信がない。