関ジャニ∞のファンクラブの振込みを忘れていた。危ない、危ない。五大ドームツアーの申し込みがあるというのに。
『子どもと本』松岡享子 岩波新書
財団法人東京子ども図書館の理事長として活躍し、『くまのパディントン』の訳者で有名な松岡さんの著作。
岩波新書と聞いて読みにくそうだと思ったが、とてもわかりやすく、読みやすかった。子どもと本の出合いのためにすべきことを述べ、昔話がなぜいいのかをわかりやすく解説し、本の選び方の指針を的確に示すなど、松岡さんの長年の実践が凝縮した本。私のような初心者で、子どもの本に携わる人は絶対読むべきだと思う。1章は松岡さんの半生を書いている。しかし、そこには「人間には、外からの刺激を受けずに、ひとりで静かに過ごす時間にしか起こらない、内的な発達がある」(松岡さんが訳した『子どもが孤独でいる時間』こぐま社より)「わたしたちは、本はよいものであると信じる人々の集団に属しています。わたしたちの任務は、できるだけ多くの人をこの集団に招きいれることです」(松岡さんがイーノック・ブラット公共図書館で働く第1日目に館長からもらった言葉)など心の琴線にふれる言葉が一杯ある。
『子どもと本』松岡享子 岩波新書
財団法人東京子ども図書館の理事長として活躍し、『くまのパディントン』の訳者で有名な松岡さんの著作。
岩波新書と聞いて読みにくそうだと思ったが、とてもわかりやすく、読みやすかった。子どもと本の出合いのためにすべきことを述べ、昔話がなぜいいのかをわかりやすく解説し、本の選び方の指針を的確に示すなど、松岡さんの長年の実践が凝縮した本。私のような初心者で、子どもの本に携わる人は絶対読むべきだと思う。1章は松岡さんの半生を書いている。しかし、そこには「人間には、外からの刺激を受けずに、ひとりで静かに過ごす時間にしか起こらない、内的な発達がある」(松岡さんが訳した『子どもが孤独でいる時間』こぐま社より)「わたしたちは、本はよいものであると信じる人々の集団に属しています。わたしたちの任務は、できるだけ多くの人をこの集団に招きいれることです」(松岡さんがイーノック・ブラット公共図書館で働く第1日目に館長からもらった言葉)など心の琴線にふれる言葉が一杯ある。