ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

絵本を読む時間

2015-09-15 22:39:30 | 
松岡享子先生の講演会で見た東京子ども図書館の映像。本を読んでもらう子どもたちの笑顔が印象的だったので、手がすいていれば図書室で子どもに本を読もうと思う。すぐ、感化される私である。
低学年の男の子が暇そうにしていたので、絵本を読もうとしたら「これは嫌」「あれは嫌」と言う。読み聞かせで読んでもらった本ならいいかなと思い、『やさいのおなか』(きうちかつ作・絵 福音館書店)『もこもこもこ』(谷川俊太郎文 元永定正絵 文研出版)を読む。内容を知っている本なので安心したのか、静かに聞く。そして、「もう一回」と言われ、『やさいのおなか』では、かわりばんこに答えたり、『もこもこもこ』をページ毎にかわりばんこに読みあったりした。なんかほっこりした楽しい時間だった。
今日も低学年の男の子が暇そうにしている。『そんなときどうする?』(セシル・ジョンスリン文 モーリス・センダック絵 こみやゆう訳 岩波書店)を読むと、別の男の子も途中から参加する。読み終わると途中から入った男の子が、「途中からだから、最初から読んで」と言うので始めから読む。始めから聞いていた男の子も もう一回一緒に聞く。「そんなときどうする?」と聞くと、隣に座って別の本を開いている女の子が答えたりする。おもしろいなあ。
男の子が『ひとまねこざる』を持ってきて「読んで」と言う。「ジョージが出てくる別の本を読んでいい?」と聞いて『キリンのセシリーと9ひきのさるたち』(H・A・レイ作 光吉夏弥訳 メルヘン社)を読む。読んでいると別の男の子が私の腕を触りながら聞く。そのあとリクエストの『ろけっとこざる』(H・A・レイ作 光吉夏弥訳 岩波書店)を読んだ。実は、お母さんがお迎えに来ていたのだが、お母さんは「本を読んでもらって楽しそうにしているので、声をかけなかったんです」と本を読み終わるまで声をかけるのを遠慮されていたようだ。その後、その男の子は『キリンのセシリーと9ひきのさるたち』を借りていってくれた。うれしいな。
私は楽しかったけれども、子どもたちは楽しい時間をすごしてくれたかな?「そんなときどうする?」と聞くたびに「ぶっ殺す」と答えた男の子は、少しでも絵本を楽しんでくれたかな?
コメント
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