2月になりました!
科博の特別展で「鳥」がテーマになるのはこれが初めて。行こう行こうと思いつつ、ようやく行くことができました。
平日の閉館間際というのにも関わらずすごい人!一体これだけの人がどこから集まってくるのか!?
しかもみなさんとても熱心に眺めていらっしゃる。
今、鳥が熱いのは、やはり進化の過程が明らかになってきたこと。これまで、恐竜と鳥類を結びつける手がかりは、150年ほど前に見つかった「始祖鳥の化石」だけだったのですが、1990年代になり、羽毛恐竜の化石が中国で見つかりました。これをきっかけに、「鳥類」は恐竜の中の「獣脚類」から進化したことが決定づけられ、爬虫類の仲間と認識されるようになってきているようです。ほんと、つい最近の話。
今回の目玉の一つ。翼の幅が7mもある「ペラゴルニス・サンデルシ」の実物大生体モデル。2600万年前の化石鳥類。化石の研究者と現生鳥類の研究者が協力して作り上げたという大作!!!
大迫力!!
人が乗れちゃいそうでした。
こんな大きな鳥が青空を舞う光景、そしてこの鳥が見下ろしたであろう世界。その時代から脈々と受け継がれてきた命の輪。想像するとワクワクします。
鳥展のテーマであるを最新ゲノム解析による分類」については、新しく分類された44の目ごとに多数の剥製や、詳しい解説が所狭しと展開され、鳥類の多様な姿を楽しませてくれましま。
600点を超える剥製は圧巻。わたしは序盤で息切れ、集中力が切れ切れに…(^^;;
だいぶ見逃したものがありそうです。
会場を入ってすぐの鳥の特徴についてのコーナーもわかりやすく、勉強になりました。
体力を激しく消耗し、疲れ果てた2時間半。
帰宅直後は疲労感が上回ったものの
こうして振り返ると、かなり満足感が高い展覧会だったような気がします。もし、これから行かれる方がいるようでしたら、万全の体調で臨まれることをお勧めします!
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