無事我が家に到着し、荷物を片づけひと段落したところです。
今回のフクロウツアー、残念ながらフクロウのベストショットを撮影するには至りませんでした。
限りなく点に近いですが、真ん中のぽちっとしたのがコミミズクです。
フクロウは見るには見たのですが、撮影できる明るさではありませんでしたので証拠写真なしです。
「フクロウ」は「コミミズク」や「アオバズク」、「コノハズク」や「シマフクロウ」などを含む総称なのですが、単体で「フクロウ」ってやつもいるのでややこしいですね。
ここ野辺山高原のフクロウは、夜行性にもかかわらず、なぜか夕方明るいうちから行動を始め、翌日の昼前まで観察することができます。理由はわかっていないそうですが、全国でここだけの現象らしいです。
なので、こんな風に雪が舞う中でもマニアなバードウォッチャーたちの車が周囲を徘徊しています。広島ナンバーや沼津ナンバーも見かけました。
今回見たコミミズクはこんな距離でしたが、かなり長い時間止まっていたので、ゆっくりと観察ができました。コミミズクはフクロウと違って、ふつう飛びながら餌を探すのでこんなに長い時間とまっていることはめずらしいんだそうです。雪の舞う中じっとしている姿もなかなか絵になりますが、わたしのカメラでは撮れません。真ん中のゴマ粒がコミミズク。
今回いちばんまともに撮れた鳥の写真は、このノスリです。りりしいですね。
雪の森では、枯れてしまった植物の名残が目をひきました。
特に1枚目のノリウツギ(?)の花のあとは、固まって残っているので、目を引きます。
2枚目はガガイモの実の殻(?)。
森の中では、カラの混群がさかんに飛び回っていました。
動物の足跡でも見つかるとおもしろかったのですが、残念ながらトレイル上には見られませんでした。
雪景色はとても美しかったです。特に針葉樹につもった雪はなんだかかわいらしいのです。
最後の写真のいちばん左側の窓がわたしが泊まった部屋の窓です。
ふくろう学校の参加者は、定年後のご夫婦や鳥マニアの方々など、人生経験豊富な方々でおしゃべりするのもこれまた楽しかったです。
次回は2月11日。次はどんな出会いが待っているのかな。
これにて1月のフクロウツアー終了。おつきあいいただきありがとうございました。