５ 夜の森で

昨日から巣箱の外に出ているひながいるということで、夜の森へ行ってきました。上の写真はイメージです。

果たして結果は…↓↓↓















ジャーン♪
いました。いました。
(*^^*)

森閑とした暗闇に白く浮かび上がる、まん丸ほわほわなひな。なんといってよいのか、幻想的な光景でした。

ひなは巣立ち直前になると１～２日、こんな感じで巣箱の外側に出て、周りの様子を伺っているんだとか。

そしていよいよ巣立ちのとき。飛び立つというより、最初は「落ちる」に近いようです。バンジーするような気分なんですかね。もちろんわたしはしたことないですけど…。



夜の観察会を終え、明日に予定されていた卒業式を繰り上げて行いました。明日は今日の分までフィールドで過ごしたいですからね。

卒業証書はフクロウの羽つきです(左下)。



その後、フクロウの巣箱から出てきたという羽(つまり餌)の同定を行いました。これが思ったより難しくて…(^^;

みんなで知恵を出しあい、なんとか答えにたどりつきました。

キビタキ、モズ、カケスなど、さまざまなサイズの鳥たちがフクロウの餌になっていました。

かわいい顔をしていますが、さすがはフクロウです。

さて、明日は早起きをして、先ほど見てきたひなちゃんに会いに行く予定です。運がよければ巣立ちの瞬間を目撃できるかも…なんだそうです。見られるといいなヾ(=^▽^=)ノ

４ オトシブミ～

今日もおいしい夕飯をいただきました。雨も上がったので、今から再び巣箱のチェックへ。



さて、お昼の散歩での出来事。木道の上にオトシブミのゆりかごが落ちていました。赤ちゃん専用の葉っぱを用意してあげるなんて、なかなかしゃれた生態です。



どうやら、今はオトシブミの旬(？)らしく、ビジターセンターにも展示がありました。



フェルトで作った大きな葉っぱに、紙粘土の卵を巻いてみる体験もできます。



ちゃんと成虫もいました！

３ 鳥の巣めぐり

本日のツアーは、最初にフクロウのひなを確認したあとは、鳥の巣巡りをしました。ひなは何度見てもかわいいですね(。≧∇≦。)
写真はデジカメなので、また後日アップします。

さて、鳥の巣巡り。まずはメジロの巣です。この巣は枝にぶら下がるように作られていました。



抱卵中の親鳥の頭が、ちょこんと見えます。目の周りの白い輪っかがかわいらしいです。



顔の周りを飛び回る小さな虫と闘いながらしばらく見ていたのですが、なんと足元の木の根にできた穴(うろ？)にも巣を発見。



どのようなアクシデントに見舞われたかは分かりませんが、小さな卵は無惨にも割れていました。

その後も、昨年使用したコサメビタキの巣、アオゲラの巣。途中で放棄したというゴジュウカラの巣、キビタキの巣。

たくさんの鳥の巣を見て回りました。大きさも形状もそれぞれ違って面白いです。使用していたときの話や、巣作り中の様子なんかも教えていただき、なかなか興味深い観察会でした。

すっかり葉が茂ってしまった森の中では、声はすれども、なかなか鳥の姿をとらえることができません。

オオルリ、コルリ、キビタキ、カッコウなど、美しい鳴き声に耳を傾けながら、しっとりとした時間を過ごしました。



なんとかもっていたお天気も、ついに雨にかわり、珍しく、早目に宿に到着です。

夕飯までまだ20分近く。ぼんやりタイムを満喫中！雨の音と鳥の鳴き声が耳に心地よいです(*^^*)

２ 雨小休止

清里の森はすっかり木々の緑でおおわれています。ありがたいことに、雨はなんと小休止♪

雨に洗われた新緑が美しすぎます。





林内にはツツジの朱がときおり華やかさを演出。先月とは違う種類のようです。



林床にはチゴユリのかわいらしい花も！



陽当たりのよい道の脇ではつやつやのキンポウゲが咲いていました。

いつもの散歩コースをのんびり歩いて宿についた頃、雨がザーッと降り始め…。今は再び、小降りです。

では、行ったてきま～す

１ しっとりとした幕開け

フクロウツアー最終回は、梅雨入り宣言とともに、しっとりとした幕開け。

現在、小淵沢駅は一時的に雨が上がっているようです。が、今にも降りだしそうな低い空。あたり一面しっとりとした空気に包まれています。

途中、車窓から見えた田んぼは、水をたたえ美しく光っていました。

巣立ったフクロウたちは、今頃どうしているのでしょうか？今回はわずかに残った巣立ち直前のひなと夏鳥を観察する予定。

雨に負けずに、たくさんの出会いを探してきたいと思いますヾ(=^▽^=)ノ