お盆の法要「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。
我が家のお盆は新暦なので、昨日、盂蘭盆会がありました。
お寺と付き合いがないと何だそれ?って感じですよね。そもそも漢字すら読めない(笑)
要するにお盆に合わせて、全部の檀家を取りまとめ、お寺でお経をあげてくれるというありがたい会なのです。
我が家の菩提寺は家から徒歩で行けるため、都合がつけば参加の方向。といってもいつもは姉が行ってくれてます。姉がダメなら私って感じです。
そもそもお盆て何なんだろうって調べてみたところこんな説明が…
お釈迦様の弟子の目連は、母親が死後の世界で餓鬼道に堕ちて飢えに苦しんでいる姿を見て、お釈迦様に母を救う方法の教えを請いました。その教えに従って、布施や供養を僧侶や多くの方々に施したところ、その功徳により母親は極楽浄土に行くことができました。それ以来、目連が多くの人に施しをした7月15日は先祖供養の大切な日となったと伝えられています。
なんか、お寺を盛り立てるための後付けっぽい気がしてしまうのは、私の心の闇のせいでしょうか(^^;;
もっともお盆には故人の霊が戻ってくるっていうのは、なかなかいい話だなぁと思います。
毎年、盆提灯も飾りますよ。
去年は若干飾り方を間違えた気もしますが…。あと馬とか牛とかは作ったことがありません。野菜をカゴに盛るだけ。
さて、盂蘭盆会では読経の前にお坊さんからありがたいお話、「法話」を聞くのですが、今年の法話は心に響きました。
それをここに書き起こすというのは至難の技。とても私ごときの力量では無理です。
あの本堂の、あの雰囲気の中で、お坊さんの言葉で聞くからありがたいのです。
そんなわけで、心に響いた言葉だけを備忘録として。
・三法印(諸行無常・諸法無我・涅槃寂静)
・私とは何かー60億の細胞
・自分の顔は見えない
・脚下照顧ー自分を知る
・禅(姿勢を正す・呼吸を整える・心を整える)
・どんな怒りも60秒で沸点が下がる
・自分の本性をまず見つめよ
・暗いと不平を言うよりも自ら進んで明かりを灯しなさい。だれかがやるだろうということは、だれもやらないということを知りなさい。
最後のやつは、マザーテレサが愛した言葉のようですが、宗教違っても名言は名言。それを法話で引用しちゃうなんてなかなか粋ですよね。
外は真夏の青空。今年初のミンミンゼミの声が本堂まで響いてきました。
話を聞いていて、思ったこと。
自分が旅に出て、ぼんやり車窓を眺める時間って、実は自分を見つている時間なんだなぁって…。 5年前に280日っていう、ものすごい旅をして、前より自分のダメなところを認められるようになったなと思う自分がいました。なんか、そんなこをぼんやりと思い出し、いろんなことが自分の中で繋がった時間でした。
法話のあとの読経。14人の僧侶が唱える低音の重なりは、何だか現実を遠く離れ、心がぽっかりと空に浮かぶような感覚。
間も無くお盆。
今こうして毎日を過ごせることをご先祖様たちに感謝したいと思います。
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