ドクダミのシーズンがやってまいりました。
一度嗅いだら忘れられないあの独特の香り。悪臭なんて言われることも多いですが、実は体に良い成分がたくさんあるらしいです。
※ドクダミ茶はかなり優れものらしいですが、まだ試したことはありません。
そして、真っ白な花(白い部分は花弁ではなく苞)には美白成分もあるんだとか…。
というわけでこれを摘んでよく洗い、水気を切ります。
軸の部分や茶色い部分は取り除く方が見た目が綺麗。特に茶色い部分は腐敗の原因になりかねないので、きっちり取り除きます。
あとは、それを瓶に詰め、40度程度のアルコール(糖分が少ないもの)に漬け込むだけ。
ドクダミチンキの完成です。
チンキというのは、植物の有効成分をアルコールで抽出したもの。
ドクダミチンキは1ヶ月以上経って、成分がしっかり出すと琥珀色になります。
美白効果を期待して化粧水にするのもいいし、虫刺されの痒みも効果あり(葉の方が効果は高いのかな?)
あの独特の匂いはすっかり消えてしまうのでご安心ください。
同じく虫刺されの痒みに効果があるといわれるヘビイチゴのチンキ。
眺めているだけで可愛い♪
もっともイチゴの色素はアルコールにどんどん移って行きますので、2〜3日もすればこの通り。
2週間経つと、かなり茶色に近い…。
だいぶ成分が出てきている証拠なのかな?
正直なところ、痒みが止まるのかといえばドクダミもヘビイチゴも微妙な気はします(^^;;
↑個人差もあると思うので、なんともいえませんが…。
では、なぜ作るのか…。
それは、見た目が可愛いから(笑)
簡単で可愛いから、つい作りたくなってしまうのです。インテリアにも良いですが、基本的に保管は冷暗所です。光に当たると成分が変質することがあるようなので…。
実用性で言うと個人的にはあローズマリーチンキがいちばんのオススメ。
そして虫刺されの薬は市販品にかぎります。そもそもアレルギー体質なので、虫刺されの反応が大きいのです(^^;;
どくだみの花が咲き始める頃には、虫除けと痒み止めが手放せません。
雑草チンキも取り入れながら、今年の夏も頑張ってやり過ごします!!
物は試し!
ドクダミチンキ、ぜひお試しください。仕込むなら今です!!
チンキ発祥の地のヨーロッパでは、そもそも内服することも多いと言うこと。もちろん漬けるものの種類にもよると思いますが、ドクダミとヘビイチゴは両方の飲むこともOK。ただしようするに薬用酒ですので良薬口に苦し?
なのかなと…