Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

アーユルベーダリゾートの休日1

2010-08-25 21:22:18 | インポート
カイラリアーユルベーディックリゾート










での10日間の休日は、はっきり言って体がふにゃふにゃになった感じです。子供の頃に戻ったように、筋肉の張りや体の凝りや張りはなくなりました。この10日間は本当に。。。なぜって?寝て、食べて、トリートメント2回受けて、ヨガと瞑想をするだけの毎日でしたから。こんなに何もしないで、人間は駄目になるのでないかしら?と思うほど、3食美味しいベジタリアンフードが出てきてくれて、トリートメントは午前10時と午後4時にあり、それ以外は暇なのですから。読書をしようとインド出身のディーパック・チョプラ氏の分厚い本を2冊持参したものの、結局、少ししか読めず、居眠りモードになってしまいます。

私が滞在したのは、雨季の真っ只中だたので、毎日25度くらいの肌寒い日が多かったのですが、雨がやんで晴れ間が見えると、30度位には気温はすぐに上がります。

リゾートの敷地内のコテージに、滞在します。

このコテージが私が10泊したコテージです。当初、デラックスだったか?3パターンあるうちの真ん中のコテージを予約しました。7月はゲストがとても少ない月ですので、ガラガラということもあったのか?ギタさんの紹介ということだったのか?チェックインの時に、マネージャーさんが「無料でUPグレードしてあげますので、あなたのお部屋はロイヤルです。」と言われました。通されたお部屋はロイヤルというカテゴリーで一番上のお部屋のようでした。
ロイヤルの上に特別なお部屋が2棟だけあるそうで、ロイヤルは4棟だけです。私の感想としては、ロイヤル・・・って?という反応だったのですが、床がコンクリートのままなので、「・・・」と思いましたが、どこのお部屋も床はありませんでした。これが普通みたいです。デリーではフローリングだったもので・・・一瞬、愕然としたのですが・・・これが、普通なんです。

シングルベッドが2つと、バスルームには例のハンディ・シャワーがありました。これが、便利です。そして、ここで初めてタンクに水を溜めたものを温めてシャワーとして使うということを知りました。10日間滞在中に、タンクの容量以上のお湯を無駄遣いしない術を学びましたが、バスタブはあるものの、お湯に浸かるなどということは、考えない方が懸命でしょう。お湯はすぐになくなりますから・・・ヒーターのボタンをオン(普通のスイッチ)してから15分は温まるのに要します。これは、この施設内のシャワー全般に言えるので、アーユルベーダの施術の後も、一度お湯を流しっぱなしにしていたために、水になってしまったことがあり、反省しました。

7月は肌寒い日ばかりだったので、プールどころではなく、屋外で何かをやろうとは思いませんでした。散歩くらいでしょうか?このリゾートの周辺は農村になっていて、やしの木の田園風景が続き、それはそれは癒されます。ただ、先生たちには、外を歩く時には日傘をさすように言われます。

このサリーを着た女性は、ここのアーユルベーダの先生のレジデンス(まだ研修中)の女性です。最近、結婚したそうですが、お見合い結婚で相手とは3回、結婚式前に会っただけだそうです。インドではお見合い結婚が全般です。信じられないけど、親の許可が一番大事です。親が反対したら、その結婚は駄目になりますし、男女交際はヒンズー教では認められないので、独身の男女が親しくなるのも禁止です。結婚は親が一番、そして、占星術師がいいと認めることも大事で、占星術ですべての結婚が決まるといっても過言ではありません。彼女ともインドの文化というか生活について、色々と話をしましたが、「うっそ~~~」ということばかりで、本当・・・今の時代に・・・日本の江戸時代ですか・・・みたいな家、家族、一族の結婚が占星術師の監修の元にすべて決断されて、生活されています。「旦那様のことを好きになれたの?」みたいな、質問をして、笑われました。。。この数千年の文化の中で、インドでは今も占星術で自分の運命も結婚相手もすべてがすでに決められているから、それに従うのが当たり前、それが一番の幸せなんだ、という信念のような物が根底に流れています。まさか・・・と思うでしょうが、誰もがそれを信じます。でも、彼女も言っていましたが、「離婚」も多くて、結婚は占星術師と親が決めますが、離婚は裁判所が決めるそうです。離婚している人はけっこういるそうです。。。

インド占星術は、私達が普段親しんでいるものと違って、月を中心にして観るものです。私達の親しんでいるのは、太陽を中心として観ているもので、同じ土星を観るとしても、月から見た影響と太陽から見た影響で、かなり違いがあり、解釈や意味が逆になることもしばしばあるそうです。同じ占星術のはずなのに、全く違う見解が出るのが、インド占星術と西洋占星術。
つまり、離婚してしまうような人々は西洋式占星術で観てもらったほうがよかったのかも?といっても、インドは生まれた時から誰もが(ま~貧困な人は別として)、お抱えの占星術師に観てもらって、その子の運命、進学、就職、結婚、結婚相手、すべて占星術師のアドバイスどおりに選択するのです。。。これ、嘘だと思っていたけど、本当でした。。。



南インドへ

2010-08-25 20:49:28 | インド
今回の目的は、アーユルベーダのリゾートでまったりゆったりと自分を癒し、若返る旅でした。6月末に渋谷でアーユルベーダのデモンストレーションを見に行き、その場でデモをやっていた先生でもあるギタ・ラメッシュ女史に質問に行きました。彼女はインドでも有名なカイラリというアーユルベーダの企業の会長さんでもあり、リゾートの創始者でもあります。さっそく行く手配を自分でしました。デトックス、若返り、美容、目の疲労回復、やりたいことは沢山ありすぎて、よくわからないけど、ギタ女史の部下でもあるビジネスマネージャーにメールで相談しました。

すると、1日2トリートメントで10日間のコテージの宿泊と、3食で2130ドルと言われました。他に空港の往復のタクシー代をお支払いすることになります。エアコンなしか?エアコンありか?で車の値段は変わります。後でデリーのタクシー事情にも触れるブログを書こうと思いますが、日本とはタクシーのシステムがまるで違います。まったく、外国人には最初、理解できません。知っておいたほうがいいでしょう。

そして、予約ができたら、即全額お支払いというご指示キャンセルポリシーは類を見ないほど、厳しくて2週間前からはほぼ75%返金されないとか・・・そんな厳しいのありですか???と返信したくらいでしたが、あちらは強気でした。そんな厳しいルールを持っているにもかかわらず、行く人がいるのか?と思いつつ、とりあえず、行くことを決めたのです。

後でインドに行ってわかったのですが、こうゆうリゾートはお客様のために準備が必要なので、ホテル以上に厳しいキャンセルポリシーがあるうえに、インド人はよく気が変わるので、あえて、このルールのようです。本当に、嘘かと思うけど、インド人の人は嘘ではないかもしれないけど、コロコロと気が変わるのは確かで、特に親しいほどにそれを感じます悪気はないみたいだけど・・・昨日と言ってること違うじゃない!と攻めたくなったり・・・。攻めても反省されないようなので、無駄でした。

Coimbatore空港から片道40kmのはずなんですが、1時間ではなくて、2時間はかかります。車は150ドルで往復をお願いします。タクシーの運転手さんは、空港まで送迎をしてくれますが、リゾートと契約している方なので、英語を話す、信頼できる運転手さんです。4WDの大きな車で空港までお迎えに来てくれて、笑顔で英語で会話できるのでした。これはデリーの文化と大違いなのですよ。。。空港はタミール州ですが、ケララ州までハイウェイを走りまくります。時々、クラクションを鳴らしまくりで、うるさいですけど。デリーに比べたら、すいすいすい~~~っという感じです。でも、40kmだというのに、2時間もかかるのです。途中、「えっつ????」みたいな街も通ります。これが、本当のインドか~という感じもあれば、大学が立ち並ぶ、学生が道路でヒッチハイクしながら帰ろうという姿にも出会います。ヒッチハイクで通っている自体が考えられないのですが、ケララ州は教育レベルがインド一なので、皆さん大学進学率も高いそうで、人口のわりにバスが少ないからだそうです。

リゾートにやっと着いた時には、デリーのホテルを出てから10時間はかかっておりました。やっと着いた・・・という感じです。インドでは何が疲れるって、車での移動です。クラクションは沢山鳴らすし、けっこうどこでもスリル満点だからです。飛行機は安心。。。

デリーの国内線は90分前にはチェックインするように言われており、出発2時間以上前にホテルを出たからです。空港まで15分程度のサウスデリー滞在でしたが、道の渋滞加減は予期できないので、インドでは特に都市では余裕を見て、行動しないと、後悔します。ちなみに、デリーの空港は、45分前が最終チェックインで、45分前にはもう出発ゲートに乗客全員が集まっていて、バスに乗らなくてはならないのです。以前に言われていた、自分の預けたトランクを最終的にチェックしなおすとか、そんなテロ対策のチェックはなかったけど、45分前にはもう、機内に乗る体制でいないと、乗り遅れます。

それに対して、コインバトール空港の方は、地方空港なので、出発15分前にバスに乗り込み、機内に入る感じでした。インド国内の空港はセキュリティーが厳しく、銃を持った兵隊のような人もいます。日本人にはピンと来ませんが、荷物チェックは厳重です。また、トイレにいる係りの人にチップを渡している姿も一度も見たことがありません。トイレは新しい空港なので、清潔で、新しく、どこも気持ちよい日本と変わらない感じでした。その上、若い綺麗なトイレ掃除のお姉さんが一人いるか?いないか?ですが、特にチップを下さい。みたいな素振りもありませんでした。なので、誰もあげている人も見かけず、自動の水道の蛇口に手間取っている人に、お姉さんは優しく「もっと手を近づけて」みたいなヒンディー語で一言。。。

つまり、ガイドブックで書いてある内容と、現実はかなり違っているのです。インドが急速に変化しつつあるのか?どうか?わかりませんけど、空港というところは、快適なところです。私の場合、国際線も帰国時には第3ターミナルという真新しいオープンしたてのデリーの国際線ターミナルを利用することになりました。ここのトイレも快適でした。どこもかしこも綺麗です。
ここのトイレのお掃除係のお姉さんも若くて綺麗な人ばかりでした。誰もチップは渡していなかったし・・・渡したほうが良かったのでしょうか?ガイドブックとかなり違います。