父と暮らせば は被爆した若き女性の物語・・
娘は原爆投下で父を亡くし、ひとり生き残ってしまった罪悪感に苦しんでいる。
しかし、その娘に好意を示す青年が現れた。
「幸せになりたい自分」と「幸せになってはいけない自分」・・
「幸せになりたい自分」は父の亡霊となって、自虐的なもう一人の自分を励まそうとするのだが。
そして、・・・
ラストシーン、カメラは台所で人参を刻んでいる美津江から徐々に天井へ向かう、
それは鉄筋だけの空が透けて見える原爆ドームであった。
ドームの廃墟に二輪の白い花・・
もしかして、その二つの花は父と娘の魂であったかも知れない。
井上ひさし原作・・
宮沢りえと原田芳雄の二人芝居のような映画であった。
近日中にBSで放映されるから、もう一度観たいなあ・・
美津江の広島弁の台詞を聞いているだけでも悲しい。

石狩番屋すぐ近くの石狩川の夕暮れ三景・・
ここから石狩川河口まで、あと少し、
それにしても流れはとてもゆったりしていた。


娘は原爆投下で父を亡くし、ひとり生き残ってしまった罪悪感に苦しんでいる。
しかし、その娘に好意を示す青年が現れた。
「幸せになりたい自分」と「幸せになってはいけない自分」・・
「幸せになりたい自分」は父の亡霊となって、自虐的なもう一人の自分を励まそうとするのだが。
そして、・・・
ラストシーン、カメラは台所で人参を刻んでいる美津江から徐々に天井へ向かう、
それは鉄筋だけの空が透けて見える原爆ドームであった。
ドームの廃墟に二輪の白い花・・
もしかして、その二つの花は父と娘の魂であったかも知れない。
井上ひさし原作・・
宮沢りえと原田芳雄の二人芝居のような映画であった。
近日中にBSで放映されるから、もう一度観たいなあ・・
美津江の広島弁の台詞を聞いているだけでも悲しい。

石狩番屋すぐ近くの石狩川の夕暮れ三景・・
ここから石狩川河口まで、あと少し、
それにしても流れはとてもゆったりしていた。

