今日は、節分。
夜、豆を撒いて、鬼は外に出し、福は内に来て頂く。
豆(まめ:大豆)は、「魔目(まめ)」で、豆を鬼の目に投げつけ、結局、「魔滅(まめ)」(鬼を滅する)に通じることになる。
地方に追っては、殻つき落花生を投げるが、本来の意味では、豆から着ている魔滅にはならない。
落花生は、所詮、落花生であり、中身はピーナッツである。
豆は、芽がでないように、炒った豆を使うのが正しい。
正式なと言うか、典型的な豆まきの作法は、ここを参照:
http://allabout.co.jp/gm/gc/220584/2/
地方によって、豆まきの習慣は違う。
実家では、豆まきと鰯にヒイラギを刺したのを玄関に飾っていた。
閑話:
節分は、季節の分かれ目なので、年4回ある。
明日が立春。その分かれ目で、その前日が節分となる。
立夏前日、立秋前日、立冬前日もあるが、年の初めの春だけその習慣が残っている。
北海道では、家の中の豆を食べるが、そのまま食べるのは良くないということで、落花生になっているらしい。
殻を剥いたら、中のピーナッツは確かに清潔であるが。
豆まきの最後は、撒いた豆を年の数(満年齢+1)だけ食べる。
いつも思うけど、落花生の時は、落花生の数なのか、中のピーナッツの数なのかが分からない。
また、関西では、「恵方巻き」とか、「丸かぶり寿司」と言って食べていた。
今は、コンビの力で、全国区になったけれど、20年前までは、関西地方のみの習慣であった。
なお、今年の恵方は、「西南西」です。
休題:
我が家の節分は、(大)豆の豆まきと、恵方巻きの両方の行事を実施する予定。
東京都出身でも、大阪府に居れば、「郷に入れば、郷に従え」の教えに倣うだけである。
追記:
昨日は、予定通り、大豆を撒いて、太巻きを「まるかぶり」を頂いた。
太巻きを食べると、これだけでお腹いっぱいになってしまう。
今年は、福が来るように祈りました。