映画は、今やビデオ(DVD,録画)等で見ることが多い。
気になる場面では、思わず映像を止めて観察してしまう。
映画「アパートの鍵貸します」
1960年の米国映画
原題は、「The Apprtment」
ビリー・ワィルダー監督
出演:ジャック・レモン、シャーリー・マックレーン
1960年代のアメリカ映画を代表する作品である。
この映画の冒頭にでてきる生命保険会社の端末。
Fridenの端末
この端末を社員が入力しているシーンは、圧巻である。
このFrindenの会社の概要は、ここを参照:
https://en.wikipedia.org/wiki/Friden,_Inc.
ジャック・レモンが、アパートに戻った時、テレビを見ているが、有線のリモコンだった。
ベッドから、テレビのチャンネルを変えていた。
この映画を見ていた当時は気付かなかったが、先端の技術を取り入れていた。
この当時の映画の楽しみの一つは、知らない最先端商品を映画の画面から知ることであった。
(今は、インターネットの普及により、即座に、新商品情報を入手できる)
スジャータが日本で販売していない時に、映画でこの商品を見ていた。
コーヒーに何かを入れている仕草であったが、その時は何かは分からなかった。
何を入れたのだろうと言う疑問だけが残っていた。
当時は、銀製のミルク・ピチャーで注いで入れていた。
その後、スジャータのCMを見て、あの時の映画で入れていたのは、これだと気付いた。
今の映画の楽しみは、昔の映画を見て、その当時の風景を見るのが、好きである。
例えば、日本映画で、浅草を写した映像には、2つのモニュメントを確認している。
・浅草の凌雲閣(りょううんかく)
・おばけ煙突(千住火力発電所:4本の煙突)
閑話:
日本で最初のリモコン(1960年発売)
この映画を見て、作ったかもしれない。
https://www.nhk.or.jp/strl/aboutstrl/evolution-of-tv/p21col_2.html