映画「クロユリ団地」を見ていたら、401篠崎のプレートには、NHK,水道専12994布田市とあった。
布田は、調布市布田で、映画に出ていた布田市は無い。
多分、映画用に作成した名札と考えます。
従って、発問に対しては、「布田市は存在しません」となります。
撮影地は、仙川にある都営仙川アパート。
映画にも映っていた特徴ある給水塔が目印です。
http://kyusuitou.blog87.fc2.com/blog-entry-204.htm
映画は、ホラー映画です。
調布という名称は昔の税金である租庸調の調(その土地の特産物を納める)で布を納めていたことに由来しています。
布田は、その布を表しています。
布多天神社があり、京王線には、布田駅があります。
現在の布多天神社は、電気通信大学の隣で、最寄りの駅は、調布駅になります。
この神社の元々の場所は、古布多公園として残っています。
また、布田駅の隣りは、国領駅になります。
地名の由来は、奈良時代から平安時代にかけて朝廷の直轄地(国領)であったことからに由来します。
新宿駅からは、国領駅→布田駅→調布駅となります。
国領駅から新宿駅方面に向かうと、国領駅→柴崎駅→つつじヶ丘駅→仙川駅となります。
仙川(せんがわ)駅は、仙川(せんかわ)からきております。
仙川駅の東側に仙川が流れています。
駅の南側には、桐朋学園。
駅の北側には、白百合女子大学があります。
南東に行けば、成城学園駅になります。
私は、環八が混雑していると、二子玉ー成城学園ー仙川の裏道を良く使っていました。
この裏道には、三船プロダクションもあります。
京王線の仙川駅は、学生時代に良く利用した駅です。
昔は、桐朋学園に通じる道に小さな商店街があるだけでした。
少し離れた場所に、府中市があります。
律令時代に武蔵国の国府が置かれた地である事から、武蔵国の国府という意味で府中と呼ぶようになりました。
この辺りは、律令時代の名残の地名が多い地域です。
日本の律令制は、概して7世紀後期(飛鳥時代後期)から10世紀頃まで実施された。そのうち、8世紀初頭から同中期・後期頃までが律令制の最盛期とされています。
府中の北には、国分寺もあります。
741年に聖武天皇の命により建立された国分寺(武蔵国分寺)がこの地にあったことに由来します。
現在は、国分寺跡が公園として残っております。