古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『さようなら、もんじゅ君』を読みました。

2012年12月31日 01時26分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 雨で外の掃除や遊びはできないし、孫たちが来てもおじいちゃんの出る幕はありません。そこで机にむかって、図書館で何気なく借りた本『さようなら、もんじゅ君』(高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし)という本をきのうから一気に読んでしまいました。
 あの《高速増殖炉・もんじゅ》は一日も早く「廃炉」と決定して、その作業に着手するしかないことが、とってもよくわかりました。いままで《もんじゅ》がどんなものかよく知りませんでした。「ナトリウム漏れ」といわれてもどんな事故か見当もつきませんでした。それが「もんじゅ」君の一人称でやさしく書いてあり、わかりやすかった。
 節電を呼びかけられたり「計画停電をするぞ!」と脅かされたりして、オール電化の家に暮らすおじいちゃんも、その他大勢の国民も、ガードが甘くなってたなー。そんな国民をだますなんて、ちょろこいもんだ。
 あの「ナトリウム漏れの事故を起こした<もんじゅ>」って、いまも一日5000万円ずつ税金を使って、電線で巻いたパイプをあたためている。パイプの中に滞留している1600トンものナトリウムが冷えて固まってしまわないように。そんなこと知らなかったなー。
 <もんじゅ君>って、人気のある「ゆるキャラ」なんですってね。はじめて知りました。
 たくさんの人に読んでほしい本です。
コメント
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