古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

我が家の〈とんど〉をしました。

2023年01月12日 17時42分32秒 | 古希からの田舎暮らし
 正月の飾りを燃やす〈とんど〉は15日にすることになっていますが、その日は音楽会で小野市のエクラ・ホールに行きます。今日は天気がいい。我が家の〈とんど〉は今日しました。
 裏山の祠〈祇園さん〉〈愛宕さん〉のメガネ飾りをとりはずしに登りました。年末の飾り付け/二日の初詣で/と10日ほどのちがいですが、空気が春めいています。

 今年のお正月は村の方が登られたかな。
 ところで、亀甲竹(キッコウチク)という竹をご存知でしょうか。テレビの「水戸黄門さま」がついている竹の杖です。根元のところが〈亀の甲〉のようになっています。こんなふうに。

 珍しい竹だそうですが、裏山にはあちこちに生えています。道子さんとぼくが突いて登った杖も〈亀甲竹〉です。いかがですか。
 我が家の〈とんど〉は焼き芋をするたき火場でなく、まえに「仏壇をお焚き上げ」した〈たき火場〉でしました。
 メガネ飾りと注連飾りだけです。すぐ燃えてしまいました。

 午後はいつもの〈たき火〉〈焼き芋〉をしました。
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〈がん保険〉をどうするか。

2023年01月12日 04時30分19秒 | 古希からの田舎暮らし
 図書館で本を借りるとき〈健康関係の本〉は借りません。しかし、先日『どうせ死ぬなら自宅がいい』(近藤誠 著 ※お医者さんです)という題名を見て、「ちょっと読んでみよう」。こんなことが書いてあります。
 

[市から、70歳健診とがん検診の無料クーポンが届いたので受診したら、PSA(前立腺がんの腫瘍マーカー)が高いと言われて…」 きょうも僕の外来には、ネズミ取りのような「無料けんしんのご案内」に引っかかった「がん疑い」のかたが相談にみえました。
 どうせ死ぬなら自宅がいい? ならば、まず健診、がん検診、人間ドッグから足を洗うこと。「患者」にならないことです。元気でごはんもおいしいのに、わざわざ検査を受けて病気を見つけてもらって、寿命が延びるという証拠は皆無です。
 高齢者のご遺体を解剖すると、85歳以上ではほぼ全員にがんが見つかります。しかし85歳以上になると、がん死は減って老衰死が増えていく。
 つまり、がんがあっても「がん患者」にならなかった人が長生きしています。   ……
 医療も巨大なビジネスで、病院は患者がたくさんいないと経営上困ります。特に「一生、検査に通ってくれる」「クスリを飲み続けてくれる」「手術や抗がん剤治療で大金を落としてくれる」お得意さんを、なるべく多く確保したい。
 ならば健康人を病人にしてしまうのが、いちばんでっとり早いですよね。  ……
 厚労省も医療界のトップも、それをよく知っている。健診がなくなったら日本の医療が崩壊するほど大きな経済的支えになっていて、やめられないんです。 …… ホンネは「予防」ではなく、患者(に仕立てた元気な人)を「呼ぼう」。健診が「健康人」を「病人」に仕立ててお金を儲ける錬金術になっていて、人々はその被害者です。


 そうか。オレも85歳になったし、どこかがんになってるか。この本には、高齢者は「がんの治療をしないで老衰死する」のが「長生きの秘訣」と書いてあるし。
 すすめられて50歳頃に入った「がん保険」はまだ続いてます。毎月1万円ほど引かれてる。「がん治療をしない」なら保険の意味はない。やめるか。でも「保険やめたらすぐに〈がん〉が見つかった」なんて話は世の中によくあるし。
 いざとなると老人も結構アレコレ思ってジタバタするでしょうな。 
  
 
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