古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

小野のエクラ・ホールで音楽を聴きました。

2023年01月22日 20時12分39秒 | 古希からの田舎暮らし
 テレマン室内交響楽団の演奏を、小野市のエクラ・ホールで聴きました。モーツアルトの〈アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク〉は生の演奏を久しぶりに聴きました。聴きながら「この音楽を、この世で聴くのは〈これでおしまい〉かな」と思いつつ。
 小野市のエクラ・ホールは、気持ちがいいところです。

 中庭の写真です。いまの芝生は枯れ色ですが、きれいに広がって、そばに立つだけで気分がいい。この中庭を室内から眺めながら、昼食を食べました。
 音楽ホールの開場までには時間があるので、ホールのロビーでくつろぎました。

〈こころがひろがる〉ホールです。高い、丸い、天井がいい。まわりから光がそそぐのがいい。イスがいい。ホールの敷物がいい。
 テレマン交響楽団の演奏は、前から3列目の席で、いい音で聴こえました。指揮者の延原武春さんは昭和18年生れの80歳。むかしからなじみのリーダーです。指揮ぶりも元気です。口達者のパワーはちょっと落ちたかな。
「もし、東条のコスミック・ホールで、テレマン室内交響楽団の演奏を聴いたら、さらにいい音で聴けるだろうな」と、ちょっと思いました。響きに〈厚み〉が出るというか。演奏の〈コク〉が出るというか。
 日本センチュリー交響楽団の若い指揮者がコスミック・ホールで演奏したとき、ナレーションでこんなことをいいました。
「日本の演奏家は、この町の人たちが想像するよりも、このホール(コスミック・ホール)のことをよく知っています」。
 気持ちよく演奏できる。気持ちよく聴ける。拍手も気持ちいい。また音楽会をやってほしいなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする