今日も今日とて正月番組の嵐でございます。関西圏では何でか毎日のように漫才が流れています。まぁ、普段でも週末の午後とかは放送してたりしますので、それほど珍しいものでもありませんが。
そんな中、やたらと力が入ってるのが「
里見八犬伝」。今日はまだいいのですが、明日はNHKの新撰組特別編、フジの古畑任三郎とガチンコ勝負になりますね。まぁドラマを見ない人には見れる番組が減ってしまうだけですが。
この八犬伝、私も読んだことがあります。作者は滝沢馬琴。百年以上前に書かれた物とは思えないほどの出来です。間単に言うと、「仁義礼智忠信孝悌の八つの珠を持った剣士たちが里見家のために戦う」ってな感じです。八つの珠なので主要な登場人物は八人います(「七つの珠を集めると願い事が叶う」と
これとは別物です)。各人にきちんとしたバックグラウンドがあるので、読んでいてもちゃんとキャラクターが立ってるんですね。聖闘士星矢など、ジャンプ黄金期の作品にはよく見られた手法です。また、「勧善懲悪」を基盤にしているので良い者と悪い者が分かりやすいんですね。
詳しくは
ここを参照してください。
何にせよ、シナリオは立派なものがあるのであとはどう演じるか、どういう演出をするかにかかっています。ちゃんと殺陣ができるのかな~? 見るかどうかは、微妙なところです。