「アポーニー四重奏曲集」のつづきで
第72番ハ長調、第73番ヘ長調、
第74番ト短調の3曲を聴きました。
これで6曲全て聴いたことになります。
第74番は短調の上、
『騎士』という名前もついており、
ハイドン先生の弦楽四重奏曲の中でも
特に有名な曲です。
両端楽章は「騎士」を思わせる
勇壮で劇的な旋律が展開します。
どの曲ももちろん初めて聴いたのですが、
一聴した限りでは、他の長調の5曲の方が
私は楽しくて好きです。
6曲セットで演奏会用に作られてますが、
最初の5曲は割と似た雰囲気です。
(悪い意味ではなく統一感があるということ)
そこで最後に短調の劇的な曲を持ってきて、
締めくくったという感じですかね。
まあ、好みはどうあれ、
素晴らしい曲集であることは疑いないです。
気がつけば、弦楽四重奏曲も
残りわずかになってきました。