老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

老い病み朽ちた・・・・

2020-12-11 18:55:24 | 老いびとの聲
夜明け前の筑波山 2020年12月

1729 老い病み朽ちた ~また、いまを生き始めた・・・・~

令和2年11月6日のブログ以降
風船の糸がプツンと切れた如く
何処かへ消えてしまった・・・・。

ブログを長い間中断した言い訳のように聞こえてしまう
体調を崩し躰が思うように動かず、歩くのも大変になってきた
「体調の理由」を書いても「言い訳」でしかない

非結核性抗酸菌症の治療のために
令和2年8月24日からシベクトロ錠200㎎を服用してきた。
副作用であろうか、貧血がさらに進み、食欲も落ち、11月に入り3㎏ほど体重も減った。
11月16日急遽 自治医科大学附属病院皮膚科受診した。
11月17日からシベクトロ錠200㎎の服用を中止にした。

中止にしてから少しずつ食べられるようになった
貧血も少しではあるが数値が良くなってきた (基準値までにはまだほど遠いが・・・・)

68歳の自分 年齢的にはまだまだ元気な年齢にあるのだが
足が上がらない、なだらかな坂路でも 息切れし、胸が重苦しくなる
老い病み、躰や手足が思うように動かない
動こうと思っても倦怠感と意欲低下(何もやる気がない)で
すぐ蒲団の上に寝てしまう自分

「動かないと、運動しないと手足の筋肉が落ち、寝たきりになるよ」、と
いままで要介護老人に話しかけてきた自分
いまは自分がひっくり返った亀のように動けずバタバタしている。
動けない辛さ 歩けない辛さを経験してはじめて動けない老人の辛さを思い知った。

辛いけれど在宅訪問の仕事だけはやり切った

11月30日 感染症科を受診した後
夕方感染症科の担当医から携帯電話にかかってきた
臨床検査センターから骨髄異形成症候群の疑いがあり
12月7日に血液科で骨髄穿刺を行うことになった(行った、結果は12月28日感染症科の担当医から説明を受ける)

人それぞれ 健康で元気な老人もいれば
ひとりで多疾患を抱えている老人=自分もいる
病には負けてはいられない、と思い直し
また、いまを生き始めていくことにした。



病院帰りの東北自動車道
放れ雲が薄空に浮かぶ
流れて行く放れ雲
自由気ままに放れ雲のように
旅をしたいものだ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする