老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

「有る(在る)もの」「無いもの」

2020-12-16 10:55:18 | 老いびとの聲
1734 「有る(在る)もの」「無いもの」



欄干の間から眺める初冬の阿武隈川 


生命(いのち)は、いまは在るが無くなるもの
それだけに在るうちは大切に使いたい

時間は水が溢れこぼれ落ちるが如く無限に在るけれど
生命(いのち)在る生物は時間は有限である
時間は川の流れに似ている
どちらも逆流することはできず流れ行くもの
時間は戻ることができないだけに
いまを大切に使いたい

お金は世間にはたくさん有る・・・
お金は生きていくうえで大切だけれど
身を滅ぼすこともある
必要なだけの金が有ればそれでいい

老いてゆき齢を重ね行き 死の景色が近づくと
友人や親しい人が亡くなっていく
伴侶も傍から居なくなると身を切るほど辛い



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