老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

歌を忘れたカナリヤ

2020-12-13 05:55:34 | 老いびとの聲
1731 歌を忘れたカナリヤ



洋服を着ると「かたまる」元気君


歌を忘れたカナリヤ
歩くことが容易でなくなった68歳の或る老人
歩くことを忘れては、と
今日から1日8000歩を目指し歩くことにした
結構辛い目標であるが
歩けるようbeagle genkiに連れられながら歩く
坂路を上る前に 縁石で腰をおろし小休止をする

軽自動車の乗ろうとするも
左脚が容易に上がらず手を添える

94歳の婆さん 家の中で
毎日手すりをつかまりながら歩いている

96歳の婆さんもピックアップを自由に操り30㎝の敷居を
上がったり降りたりする

大先輩老人に負けてはいられない
階段の上がり降りは杖がないと息絶え足が上がらない
スヌーピーの絵柄が刻印されている白杖を使い歩く
走ることはできないけれど歩くことはできる

嗚呼 山登りができなくなった
いつか、尾瀬の路を歩きたいものだ



月に1回 右親指の爪に snoopyのネイルを楽しみにしている