老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1455;あなたが傍にいるだけで

2020-03-15 05:17:00 | 老いびとの聲
あなたが傍にいるだけで    

あなたが傍にいるだけで
わたしの気持ちは安らぐ
あなたが傍らにいるだけで
あなたのやさしさが伝わる

あなたが傍らにいるだけで
慰めの言葉もいらない
無言の言葉であったとしても
あなたの想いが伝わる

いつのときも
あなたが傍にいて欲しいと
思ってみたところで
それは無理なことだとわかってはいる

せめても
寂しいとき、悲哀(かな)しいとき、辛いとき
あなたが傍にいてくれたら
どんなにかわたしの心は癒され
もう少し生きてみようか、と思う

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2 コメント

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Unknown (勿忘草)
2020-03-15 11:40:46
>いつのときも
あなたが傍にいて欲しいと
思ってみたところで
それは無理なことだとわかってはいる

せめても
寂しいとき、悲哀(かな)しいとき、辛いとき
あなたが傍にいてくれたら
どんなにかわたしの心は癒され
もう少し生きてみようか、と思う


本当に!そうなんです。
心に響きます。
返信する
ありがとうございます (星光輝)
2020-03-15 22:25:41
勿忘草様

「心に響きます」、とコメントを頂き
本当にありがとうございます。

末期癌の人や老衰により死が近い人とから
「あなたが傍にいてくれたら」、という
想いを感じてきました。
人間も生きているから、いつかは死を迎える。
そうわかっていても、
ひとりの人が死ぬということは
悲しいことです。

病と闘い、「もう少し生きてみようか」、と
表情や言葉となってきたときは
自分の方が励まされます。
返信する

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