暮の春 いまだにいまだ 寒い春
(くれのはる いまだにいまだ さむいはる)
12443 【季語】 暮の春 【季節】 晩春
金盞花 やっと出会えし 路地の隅
(きんせんか やっとであえし ろじのすみ)
12444 【季語】 金盞花 【季節】 晩春
金盞花 仏前よりも 黄の強く
(きんせんか ぶつぜんよりも きのつよく)
12445 【季語】 金盞花 【季節】 晩春
八重桜 葉の色見れば 出る涎
(やえざくら はのいろみれば でるよだれ)
12446 【季語】 八重桜 【季節】 晩春
桜蘂 勲章の如 我が胸に
(さくらしべ くんしょうのごと わがむねに)
12447 【季語】 桜蘂降る 【季節】 晩春
惜春や 携帯電話 電池切れ
(せきしゅんや けいたいでんわ でんちぎれ)
12448 【季語】 惜春 【季節】 晩春
惜春と 思えし春は いまだなし
(せきしゅんと おもえしはるは いまだなし)
12449 【季語】 惜春 【季節】 晩春
寺社にある ションベン小僧の ミスマッチ
(じしゃにある しょんべんこぞうの みすまっち)
12450 【季語】 * 【季節】 *
八重桜 落花もぼたり ぼたりかな
(やえざくら らっかもぼたり ぼたりかな)
12451 【季語】 八重桜 【季節】 晩春
河川敷 春風強く 青テント
(かせんじき はるかぜつよく あおてんと)
12452 【季語】 春風 【季節】 三春