俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

余寒

2012年02月12日 | 俳句

余寒あり 冷温嘘の 原子力
(よかんあり れいおんうその げんしりょく)
13766 【季語】 余寒 【季節】 初春


引き籠もり 三日も続けば 世は春よ
(ひきこもり みっかもつづけば よははるよ)
13767 【季語】 春 【季節】 三春


外よりも 嫁の言葉に 冴え返る
(そとよりも よめのことばに さえかえる)
13768 【季語】 冴え返る 【季節】 初春


寒の晴 風の囁き 温もりも
(かんのはれ かぜのささやき ぬくもりも)
13769 【季語】 寒 【季節】 晩冬


春ひとり 三回転半 及ばざり
(はるひとり さんかいてんはん およばざり)
13770 【季語】 春 【季節】 三春


紅梅や 生まれながらの 友凜と
(こうばいや うまれながらの ともりんと)
13771 【季語】 紅梅 【季節】 初春


くしゃくしゃの 顔にも馴れて 春を待つ
(くしゃくしゃの かおにもなれて はるをまつ)
13772 【季語】 春 【季節】 三春


春の色 五感尽くして まだ見えず
(はるのいろ ごかんつくして まだみえず)
13773 【季語】 春 【季節】 三春


コメント
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