俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

佐保姫

2012年02月16日 | 俳句

佐保姫の この度は何時 お出ましか
(さおひめの このたびはいつ おでましか)
13787 【季語】 佐保姫 【季節】 三春
佐保姫=春の芽吹きをつかさどる女神。


花椿 明日も咲いて くれるやら
(はなつばき あしたもさいて くれるやら)
13788 【季語】 花椿 【季節】 三春


半月の 夜の白梅 色深む
(はんげつの よるのしらうめ いろふかむ)
13789 【季語】 白梅 【季節】 初春


観梅の 帰りや父の 肩車
(かんばいのかえりやちちのかたぐるま)
13790 【季語】 観梅 【季節】 初春


点けっぱなし パソコンに見る 春の夢
(つけっぱなし ぱそこんにみる はるのゆめ)
13791 【季語】 春の夢 【季節】 三春


先読めぬ 年金暮らし 老いの春
(さきよめぬ ねんきんぐらし おいのはる)
13792 【季語】 春 【季節】 三春


政治家は シロートばかりで 亀も啼く
(せいじかは しろーとばかりで かめもなく)
13793 【季語】 亀鳴く 【季節】 三春