俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

春浅し

2012年02月20日 | 俳句

猫の恋 鳴き声遠く 姿見ず
(ねこのこい なきごえとおく すがたみず)
13801 【季語】 猫の恋 【季節】 初春


挨拶の 文言迷い 春浅し
(あいさつの もんごんまよい はるあさし)
13802 【季語】 春浅し 【季節】 初春


料峭の 波打つ日々の 長きこと
(りょうしょうの なみうつひびの ながきこと)
13803 【季語】 料峭 【季節】 初春
料峭(りょうしょう)=春風が肌にうすら寒く感じられるさま。


旧き友 懐かしみ居る 朧かな
(ふるきとも なつかしみいる おぼろかな)
13804 【季語】 朧 【季節】 三春


眠れぬ夜 思考スパイラル 春の闇
(ねむれぬよ しこうすぱいらる はるのやみ)
13805 【季語】 春の闇 【季節】 三春


長閑なる 日を待ち望み 今日も暮れ
(のどかなる ひをまちのぞみ きょうもくれ)
13806 【季語】 長閑 【季節】 三春


封切らぬ シャボン玉セット 主待つ
(ふうきらぬ しゃぼんだませっと あるじまつ)
13807 【季語】 シャボン玉 【季節】 三春


コメント
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