俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋の灯

2013年11月10日 | 写真教室 写真俳句紹介

今日は、写俳です。


鴨が行く 揃わなくても 家族かな
(かもがいく そろわなくても かぞくかな)
16246 【季語】 鴨 【季節】 三冬



白鷺は 出してしまえば 知らぬ顔
(しらさぎは だしてしまえば しらぬかお)
16247 【季語】 白鷺 【季節】 三夏


がちゃがちゃに 不揃い目立つ 工事中
(がちゃがちゃに ふぞろいめだつ こうじちゅう)
16248 【季語】 がちゃがちゃ 【季節】 初秋
がちゃがちゃ=くつわ虫


秋ばかり 子供の国の パーキング
(あきばかり こどものくにの ぱーきんぐ)
16249 【季語】 秋 【季節】 三秋


堰守る 鷺に混じりて 鴨一羽
(せきまもる さぎにまじりて かもいちわ)
16250 【季語】 鷺 【季節】 三冬


お向かいと 繋がる廊下 雁渡る
(おむかいと つながるろうか かりわたる)
16251 【季語】 雁渡る 【季節】 晩秋



秋の灯に 出すもの出して 舌に歯に
(あきのひに だすものだして したにはに)
16252 【季語】 秋の灯 【季節】 三秋


秋一日 思案投げ首 恋の神
(あきひとひ しあんなげくび こいのかみ)
16253 【季語】 秋 【季節】 三秋

恋の神=キューピッド