写真俳句です。過去に撮影した写真をもとに創りました。
明石の海 色無き風に 暮れ泥む
(あかしのみ いろなきかぜに くれなずむ)
16324 【季語】 色無き風 【季節】 三秋
色無き風=秋風
熊蝉は 最後の力 尽くすのみ
(くませみは さいごのちから つくすのみ)
16325 【季語】 熊蝉 【季節】 晩夏
鷺飛ぶを 諦めさせる 驟雨かな
(さぎとぶを あきらめさせる しゅううかな)
16326 【季語】 驟雨 【季節】 三夏
ランタンに 灯を点す 冬夕陽
(らんたんに あかりをともす ふゆゆうひ)
16327 【季語】 冬 【季節】 三冬
堤防の 修理手伝う 冬鴎
(ていぼうの しゅうりてつだう ふゆかもめ)
16328 【季語】 冬 【季節】 三冬
ビルの間に 顔出す月に 雲靡く
(びるのまに かおだすつきに くもなびく)
16329 【季語】 月 【季節】 三秋