俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

色無き風

2013年12月14日 | 写真教室 写真俳句紹介

写真俳句です。過去に撮影した写真をもとに創りました。

明石の海 色無き風に 暮れ泥む
(あかしのみ いろなきかぜに くれなずむ)
16324 【季語】 色無き風 【季節】 三秋
色無き風=秋風


熊蝉は 最後の力 尽くすのみ
(くませみは さいごのちから つくすのみ)
16325 【季語】 熊蝉 【季節】 晩夏


鷺飛ぶを 諦めさせる 驟雨かな
(さぎとぶを あきらめさせる しゅううかな)
16326 【季語】 驟雨 【季節】 三夏


ランタンに 灯を点す 冬夕陽
(らんたんに あかりをともす ふゆゆうひ)
16327 【季語】 冬 【季節】 三冬


堤防の 修理手伝う 冬鴎
(ていぼうの しゅうりてつだう ふゆかもめ)
16328 【季語】 冬 【季節】 三冬


ビルの間に 顔出す月に 雲靡く
(びるのまに かおだすつきに くもなびく)
16329 【季語】 月 【季節】 三秋


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冬籠

2013年12月14日 | 俳句

目ん玉は 嫁に喰わせて 鰤大根
(めんたまは よめにくわせて ぶりだいこん)
16320 【季語】 鰤大根 【季節】 三冬


風邪気味に 嫁はお出かけ 準備中
(かぜぎみに よめはおでかけ じゅんびちゅう)
16321 【季語】 風邪 【季節】 三冬


日向ぼこ 靴下の穴 弄び
(ひなたぼこ くつしたのあな もてあそび)
16322 【季語】 日向ぼこ 【季節】 三冬


体重計 何度も乗りて 冬籠
(たいじゅうけい なんどものりて ふゆごもり)
16323 【季語】 冬籠 【季節】 三冬


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