俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

新涼

2019年08月20日 | 俳句

腹見せし 落蝉の足 風に揺れ
(はらみせし おちせみのあし かぜにゆれ)
20540 【季語】 落蝉 【季節】 晩夏


残暑とは 未だに暑さ 残ること
(ざんしょとは いまだにあつさ のこること)
20541 【季語】 残暑 【季節】 初秋


新涼の 気配未だし 我のみか
(しんりょうの けはいいまだし われのみか)
20542 【季語】 新涼 【季節】 初秋


この一歩 躊躇しての 今朝の秋
(このいっぽ ちゅうちょしての けさのあき)
20543 【季語】 今朝の秋 【季節】 初秋


護美収集 夕焼け小焼け 奏で来る
(ごみしゅうしゅう ゆうやけこやけ かなでくる)
20544 【季語】 夕焼け 【季節】 晩夏



8月20日

2019年08月20日 | 三選俳句暦

2007年8月20日
秋来たり 目にさやさやと 風通る
(あききたり めにさやさやと かぜとおる)
4133 【季語】 秋来ぬ 【季節】 初秋


2008年8月20日
後金 前は銅かな 夏の女
(うしろきん まえはどうかな なつのひと)
6984 【季語】 夏の女 【季節】 三夏


2009年8月20日
線光の 火玉が示す 散り際を
(せんこうの ひだまがしめす ちりぎわを)
10325 【季語】 線香花火 【季節】 初秋