俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2020年6月19日

2020年06月19日 | 三選俳句暦

2008年6月19日
薄絹の 開きし扇 合歓の花
(うすぎぬの ひらきしおうぎ ねむのはな)
6568 【季語】 合歓の花 【季節】 晩夏

2009年6月19日
陽を求め 向日葵の如 生きたやな
(ひをもとめ ひまわりのごと いきたやな)
10001 【季語】 向日葵 【季節】 晩夏

2019年6月19日
甘樫の 丘懐かしく 著莪の花
(あまかしの おかなつかしく しゃがのはな)
20388 【季語】 著莪の花 【季節】 初夏


地球は白かった? 足高の制。

2020年06月18日 | 俳句

久方振りの創句です。

梅雨葵 我が紋所 なつかしく
(つゆあおい わがもんどころ なつかしく)
20793 【季語】 梅雨葵 【季節】 仲夏
梅雨葵=立葵の別称。


懐かしは 黄河のほとり 立葵
(なつかしは こうがのほとり たちあおい)
20794 【季語】 立葵 【季節】 仲夏
立葵=我が家の家紋。
2014年6月18日の俳句です。
https://blog.goo.ne.jp/hga20403/e/fdfd1f7f098d40497853e64724007c5b
参照下さい。


梅雨寒し 足高の制 先見あり
(つゆさむし たしだかのせい さきみあり)
20795 【季語】 梅雨寒し 【季節】 仲夏
足高の制=徳川8代将軍吉宗の施策。
https://kotobank.jp/word/%E8%B6%B3%E9%AB%98%E3%81%AE%E5%88%B6-2130042参照下さい。

今の政府、議員、役人には、耳の痛い施策でしょうね?!


遅ればせ やっとお目見え 扇風機
(おくればせ やっとおめみえ せんぷうき)
20796 【季語】 扇風機 【季節】 三夏


梅雨晴れも 空白くては 気は晴れず
(つゆばれも そらしろくては きははれず)
20797 【季語】 梅雨晴れ 【季節】 仲夏



2020年6月18日

2020年06月18日 | 三選俳句暦

2008年6月18日
天瓜粉 手放されずに この歳よ
(てんかふん てばなされずに このとしよ)
6558 【季語】 天瓜粉 【季節】 三夏

2014年6月18日
短夜や 遅寝早起き 是如かず
(みじかよや おそねはやおき これしかず)
16793 【季語】 短夜 【季節】 三夏

2018年6月18日
屋根の上 涼風の中 夢の中
(やねのうえ すずかぜのなか ゆめのなか)
19504 【季語】 涼風 【季節】 晩夏


2020年6月17日

2020年06月17日 | 三選俳句暦

2008年6月17日
田の水の 澄みし処に 目高有り
(たのみずの すみしところに めだかあり)
6547 【季語】 目高 【季節】 三夏

2009年6月17日
見上げれば 心に咲きぬ 合歓の花
(みあげれば こころにさきぬ ねむのはな)
9988 【季語】 合歓の花 【季節】 晩夏

2018年6月17日
海月水母 くわばらくわばら 温排水
(くらげくらげ くわばらくわばら おんはいすい)
19503 【季語】 海月 【季節】 三夏
海月=水母=くらげ。水母=水の母

原発は停止中でも、核燃料を冷やすため大量の水が使われ、
温排水として垂れ流されています。
温排水に、海月が群がります。
地球温暖化に、一役買っています。

2020年6月16日

2020年06月16日 | 三選俳句暦




2006年6月16日
夏の道 目を合わす人 逸らす人
(なつのみち めをあわすひと そらすひと)
515 【季語】 夏 【季節】 三夏

2012年6月16日
雨雲に 色を取られて 額の花
(あまぐもに いろをとられて がくのはな)
14259 【季語】 額の花 【季節】 仲夏

2019年6月16日
この夏も 酷雨と酷暑の くり返し
(このなつも こくうとこくしょの くりかえし)
20384 【季語】 夏 【季節】 三夏


2020年6月15日

2020年06月15日 | 三選俳句暦

2008年6月15日
沈みゆく 梅雨の夕陽の 目玉焼き
(しずみゆく つゆのゆうひの めだまやき)
6538 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏

2009年6月15日
まずビール 後はどうあれ まずビール
(まずびーる あとはどうあれ まずびーる)
9953 【季語】 ビール 【季節】 三夏

2009年6月15日
ポケットに 洗濯屑や 夏の昼
(ぽけっとに せんたくくずや なつのひる)
9962 【季語】 夏の昼 【季節】 三夏


2020年6月14日

2020年06月14日 | 三選俳句暦

2007年6月14日
ぐい呑みを 贈られ飲みし 冷酒かな
(ぐいのみを おくられのみし れいしゅかな)
3684 【季語】 冷酒 【季節】 三夏

2008年6月14日
缶蹴りの 乾いた音に 初夏の風
(かんけりの かわいたおとに しょかのかぜ)
6529 【季語】 初夏 【季節】 初夏

2012年6月14日
逢えぬ間に 紫陽花の色 濃くなりて
(あえぬまに あじさいのいろ こくなりて)
14252 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏


2020年6月13日

2020年06月13日 | 三選俳句暦

2007年6月13日
このごろは 梅雨の話に 耳遠く
(このごろは つゆのはなしに みみとおく)
3670 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏

2008年6月13日
短夜と 感じながらも 夜更かしを
(みじかよと かんじながらも よふかしを)
6520 【季語】 短夜 【季節】 三夏

2009年6月13日
まさしくも 雨の合間の 五月晴れ
(まさしくも あめのあいまの さつきはれ)
9935 【季語】 五月晴れ 【季節】 初夏


2020年6月12日

2020年06月12日 | 三選俳句暦

2006年6月12日
武庫の川 向こう岸にも 夏があり
(むこのかわ むこうぎしにも なつがあり)
503 【季語】 夏 【季節】 三夏

2008年6月12日
梅雨空の 雲の上には 何がある
(つゆぞらの くものうえには なにがある)
6516 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏
雲の上には、水蒸気があります。
最近、温暖化により水蒸気量が増え、空が白っぽくなっています。
赤外線で地球を見ると、真っ白なんです。水蒸気量が異常に多くなっているのです。
梅雨入りしたとか、していないとか騒いでいますが、温暖化の影響、水蒸気の増加、、。
地球的規模の異常です。今年も、今年は、歴史的水害に、、、、、。

2017年6月12日
田植え終え 陽を照り返す 水田あり
(たうえおえ ようをてりかえす みずたあり)
18161 【季語】 田植え 【季節】 仲夏

2020年6月11日

2020年06月11日 | 三選俳句暦

2006年6月11日
河川敷 走る人にも 夏気配
(かせんじき はしるひとにも なつけはい)
502 【季語】 夏 【季節】 三夏

2007年6月11日
柿若葉 一雨降って 若くなり
(かきわかば ひとあめふって わかくなり)
3656 【季語】 柿若葉 【季節】 初夏

2009年6月11日
露含み 紫陽花の生気 蘇えり
(つゆふくみ あじさいのせいき よみがえり)
9912 【季語】 紫陽花 【季節】 仲夏


2020年6月10日

2020年06月10日 | 三選俳句暦

2006年6月10日
この夏は 酒に一楽 求めしか
(このなつは さけにいちらく もとめしか)
501 【季語】 夏 【季節】 三夏

2016年6月10日
走り梅雨 雲の流れの 予見あり
(はしりつゆ くものながれの よけんあり)
17800 【季語】 走り梅雨 【季節】 初夏

2016年6月10日
更衣 身だしなみすら 嫁まかせ
(ころもがえ みだしなみすら よめまかせ)
17811 【季語】 更衣 【季節】 初夏


2020年6月9日

2020年06月09日 | 三選俳句暦

2007年6月9日
雨音を 聞けば梅雨とぞ 覚えける
(あまおとを きけばつゆとぞ おぼえける)
3643 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏

2009年6月9日
煌めきし 未央柳の 花雫
(きらめきし みおうやなぎの はなしずく)
9888 【季語】 未央柳 【季節】 仲夏

2018年6月9日
梅雨晴間 男は食後 眠くなる
(つゆはれま おとこはしょくご ねむくなる)
19489 【季語】 梅雨晴間 【季節】 仲夏


2020年6月8日

2020年06月08日 | 三選俳句暦

2006年6月8日
凪の川 波紋動けば 水馬さ
(なぎのかわ はもんうごけば あめんぼさ)
494 【季語】 水馬 【季節】 三夏

2008年6月8日
ざわざわと 木々の間を 夏の風
(ざわざわと きぎのあいだを なつのかぜ)
6494 【季語】 夏 【季節】 三夏

2009年6月8日
木の上で 昼寝一番 屋根二番
(きのうえで ひるねいちばん やねにばん)
9877 【季語】 昼寝 【季節】 三夏


2020年6月7日

2020年06月07日 | 三選俳句暦

2006年6月7日
晴れの日は 烏でしゃばる 夏の道
(はれのひは からすでしゃばる なつのみち)
489 【季語】 夏の道 【季節】 三夏

2008年6月7日
地下出れば 光り眩しき 夏の駅
(ちかでれば ひかりまぶしき なつのえき)
6489 【季語】 夏 【季節】 三夏

2009年6月7日
植田には 早くも住むや 水すまし
(うえたには はやくもすむや みずすまし)
9864 【季語】 水すまし 【季節】 三夏


2020年6月6日

2020年06月06日 | 三選俳句暦

2008年6月6日
匂うがごと 額あじさいの 濃紫
(におうがごと がくあじさいの こむらさき)
6484 【季語】 あじさい 【季節】 仲夏

2013年6月6日
蓮の葉に 水玉一つ 揺れ遊ぶ
(はすのはに みずたまひとつ ゆれあそぶ)
15818 【季語】 蓮の葉 【季節】 初夏

2018年6月6日
罪無省 悪人顔に 油照
(ざいむしょう あくにんかおに あぶらでり)
19483 【季語】 油照 【季節】 晩夏