常念が見える部屋から

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マゴットセラピー (ハエ幼虫療法)

2008年05月28日 | 季節の便り
ばった

ハエの幼虫(ウジ虫)が物を腐敗させるのではなく、彼らは腐敗物を処理する善良な掃除屋さんなのだ。
様々な理由から、人体の一部に壊死が始まり患部は広がってゆく、現代医学をもってしてもこの進行を阻止することは難しいケースが多いという。
この部位に、無菌環境で育てた蠅の幼虫を放し壊死した組織を食べさせる、幼虫は正常組織は見向きもぜず、ひたすら腐肉を食べ続ける。
不思議なことに彼らの念入りな掃除が終わると、新生組織の再生が促進されるという事実が確認されている。
しかし このメカニズムが科学的に証明されないと、国が公認する治療法にはならない。
このことは、すごく安心な反面不満も感じる。
コメント
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