マダケの竹の子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f0/2311c43202167f08a00be0df94a47a9e.jpg)
同じ竹林から、1センチから10センチを越えるものまで様々な太さの竹材が取れて物干竿や垣根、竹玩具、さては流しそうめんの樋に至るまで、工作物の材料として重宝された。
輪切りにしたり、竹ひごに削り、竹べらを削り出しす過程で、刃物道具の使い方を学んだように思う。
マダケの筍は成長する過程で皮を無造作に脱ぎ捨てる。
防水を保ちながら通気性もある竹皮は、先端を切って形を整え最近まで食材を包み携行するのに利用した。
峠の木陰で風呂敷を解いて竹皮包を開くと、中からおにぎりが・・・という景色はどこでも見られた。
新鮮な筍は、さっと湯がくだけでえぐ味が消えて、美味しく食べられる。