夏を越した白いシクラメンも咲いた、日差しが 制限されていた室内にようやく陽光が満ちて、ここで育った花が咲いた。
真綿は屑繭を煮てほぐし、四角の木枠に引っかけて作る。木綿と違って繊維が長い(1000米)から木綿綿の補強に使われていた。
真綿ができる過程、布団や綿入れ半纏の作業工程を身近で観察できたから、今でも思い出すことができる。
風邪の予防に木枠から外し、乾燥させた真綿を何枚か重ねて、簡易襟巻を作ってもらった。
不思議なことに、それを首に巻くと懐炉ように暖かかった。
今日から2月 重苦しく空を覆うのは分厚い灰色の雪雲である。
時折雪雲から溢れ出た雪片が舞い落ちてくる、夕刻からは降雪警報がでる模様。