今日は宵祭り、明日が本祭りである。
早朝 祭りの輪番さんが出て幟を上げ祭り灯籠等を飾る、宵祭りといっても現在は準備日である。
今宵は飾り灯篭に灯が入るだけである。
昔の宵祭りは違った、若い衆によって境内に舞台が組まれ、夕方から演芸会が始まる。
観客席には早くから老若男女全住民が詰めかけて開演を待った。
歌、舞踊、楽器演奏 手品 悲劇喜劇等演ずるのは全て村の若い衆である。
写真屋さんが盛んにマグネシュウムのフラッシュを光らせていた。
子供達はこの日が待ち遠しくて仕方がなかった。
参道には夜店が出て、カーバイトランプの臭いが漂った。
家の近くにお店がやってくる、それ思うだけで気持ちがたかぶったことを覚えている。