昨夜遅くなってから外気のあまりの冷たさに、外に出した鉢植えを室内に緊急避難させた。
晴れ渡った朝 温度計はー3.5℃を指し、無防備の水道管は軽く凍結した。
池は全面結氷して、せっかく伸びた草花は霜に打たれてひれ伏していた。
昨夜の緊急避難は適切であったと安堵する。
昨年中に終わるべきだった庭の手入れが、ようやく実現し、今朝から庭師さんが入ってくれた。
毛皮の外套のボタンを外した白木蓮の霜害を心配したけれど、庭師の見立てはセーフであった。
霜の洗礼を受けたキバナノアマナが咲いた。
極くありふれた花と思っていたけれど、いつの間にか珍しい野生花の部類に入ってしまったらしい。
小さな花だけれど、花弁の表裏の色の対比が鮮やかで、心待ちしていた開花である。