スバリ岳遭難
針の木岳 スバリ岳
天気さえ良ければスバリはいつでも遠望できる。
雪庇が崩れ落ちてテントを直撃したらしい。
残された人の悲しみを思うと、いたたまれない思いだ。
黒部の岩場で、姪の連れ合いが幼い子供を二人残して、滑落死した。
家族の願いを受け入れて最後の登山と決めていたという。
冬山をさけ、比較的安全と言われる春山に、仲間とともに挑んでの悲劇であった。
あれからもう十数年も経つだろうか、一歳だった次男君は高校生になった。
あの時の 嘆き悲しむ親族の姿が重なってしまうのだ。
マンサク 年明け早々咲きだしそうな気配を感じる。