朝霧が立ち込める山沿いの道(自宅付近)
以前 徳本峠(とくごうとうげ)は上高地への唯一の登山口であった、松本電鉄線終点島々で電車を降りると、後は自分の足に頼るしか方法はない。
ひたすら島々谷を上り詰める、途中の岩魚止めで谷川と別れ、九十九折れの峠を越えるコースである。今でも魅力に惹かれてこの峠を越える登山者は多い、かのウエストンもこの峠を感嘆したという。
隼人君は山岳部合宿訓練で、岩魚止め付近においてムササビの鳴き声を確かに聞いた。
低山に生息するというムササビが、高山域にも生息することに興味をそそられ、そのことを所属するムサササビ研究会に報告した。
グループ責任者から、「非常に意義深い報告だ、しかし鳴き声だけでは弱い、物的証拠(糞とか食物残滓)が必要である、もし何らかの証拠が発見されれば学会誌のトップを飾るニュースである」と激励された。
そんなことで隼人君の三連休は徳本で暮らすことになった。
特に母は、画像を見ては喜んでいます。(ついこの間入山辺に行って来たばかりですが)
ちなみに、今回の画像を見せたところ、この先を行くと橋倉だ、などと言っておりました。