小さなころ高いところに昇りたがると「馬鹿と山羊は高いところが好きだ」とからかわれた。
大屋根に架けられた梯子を最上段まで上がって叱られたことがある。
夏の常念登山は苦しさの連続だった。
昇りつめた峰は前常念で、主峰はまだはるか遠方だった、くじけそうな気持を奮い立たせて、ひたすら登った。
燃えるヤブカンゾ
さらなる高みを探る野葡萄
日が落ちてカナカナ蝉の輪唱が一段とにぎやかになる。
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